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日本語の文とは

2023-08-27 | 日本語文法論議23





日本語文法議論23827     
    
   日本語構文論がその議論を展開できなかった、しなかったのは、文の単位を設定できなかった、それをあえてしなかったところで、対照文法で捉えるなら、単文にとどまっている、いまも明らかにしないようである。問題点は単文の規定に文成分をわかってしまった、わかりきったこととして、彼我における複文に対応するものを規定しなかった、できなかったことにある。

つまり、文の構造を言うときに、単文、重文、複文を分類しなくなったことに、単文そのものの規定もよくわからない、そうなってしまっていると言っていい。国語文法、日本語文法ともにそれぞれのとらえ方である。それを議論としてどう発展するか、つまり文とは何かをその文法論の立場で明確にして文構造をとらえなおすことにある。

文の3類型とは日本語文章で見るとどのような文であるか。文の成分を係り受けで分析する考え方に、そのもとにある語法はどのようなものであったのか。文類型を見て、その一つを題述文としたのはその文の特性を明らかにできたものであったのか。それこそ動詞述語をとらえるなら、3類型の文を見方によっては動詞述語の文になる、とすれば、対照においての文類型は統一的である。

しかし、題述の文には新たにレーマのようにその分析があらわれる、学説に拠るとどうであるか、もとより文の捉え方にあるので、その文規定における文の説明となる。題述文をあえて題目文といってみてもそれは視点が異なる命名であるから、文の枠内でのことか、そうでないならばどうみるかと、国語を見直すことになるだろう。

言うところの形容詞述語文も形容詞を日本語でどう見ているか、国語では形容詞の活用で動詞活用で捉えられるようであるし、形容詞の言い切りは語法に照らせばどのような用法であるのか。形容詞の語性に合わせてみれば国語の解説は単独で述語になるとするが、そこをとらえなおすと、文の構造にして感動文となる議論が必要であろうか。
     
国語文法をとらえて日本語の構文を解説する、ウイキペディアの項を次に引用する。

>文とは何か
文法とは文を定義する仕組みである。文法には二つの意味があるとよく言われる。一つは母語話者に備わる文法であり、もう一つはそのモデルである。モデルとしての文法が妥当であるならば、その文法は母語話者に替わって文を定義する。以下で扱うのはモデルとしての文法である。日本では義務教育で日本語の文法を教わる。この文法は一般に「国文法」と呼ばれる。以下、国文法を下敷きにして、必要に応じて理論言語学の概念を加えていく。文法によって、ある記号列は文であるか非文 であるかが判別される。そのように判別される文というものを予め特徴付けることは難しい。文法が出来上がると、それによって文が特徴付けられる。しかし母語話者は母語についての直観を持ち、ある記号列を文であると判別することができる。文法とはすなわちこの直観の記述である。母語話者が文であると認定する記号列は、書記言語においては句点(。)やピリオドで終わることで便宜上それと指示することができる。
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/%E6%A7%8B%E6%96%87
日本語/構文
< 日本語
日本語の構文論についての概略を述べる。
目次
1 文とは何か
2 構造と文節
3 連文節
4 文の成分
5 単文・複文・重文
6 平叙文・疑問文・命令文・感動文
7 単文のタイプ
8 修飾の関係:補充成分
9 修飾の関係:修飾成分
10 補助の関係
11 並立の関係
12 複文と中央埋め込み
13 日本語の語順は自由なのか
14 省略は自由なのか:重文と省略
15 省略は自由なのか:複文と同一名詞句削除
16 複文:可能文




 
   
      




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