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隙間50センチから2歳救った 余震の中 消防士「奇跡」長野北部地震 中日新聞トップ記事、見出しである。20141126
リードには、
長野県北部を襲った地震で被害が集中した白馬村神城(かみしろ)の堀之内地区で、発生直後に二歳の男児が倒壊した家屋の下敷きとなった、とある。
>五十センチの隙間から無事救出した北アルプス広域北部消防署の小山竜平消防副士長(27)は取材に応じ「助かったのは奇跡としか言いようがない」と振り返った。
避難318人、一部損壊418棟 長野北部地震
2014/11/26 朝刊
> 長野県北部を震源に最大震度6弱を観測した地震で、県警は二十五日、けが人は八市町村で計四十五人となったと発表した。うち重傷は十人。県によると、民家の被害基準を厳格化した結果、長野市、白馬村、小谷(おたり)村で全半壊が計八十七棟となり、二十四日の百四十一棟から大幅に減った
トップの左の見出しに、17年度消費税10%を明記 自民公約、安保法制整備急ぐ とある。20141126
記事には、
自民党は二十五日、衆院選の政権公約を発表した、
とある。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の推進を掲げたほか、消費税率について「二〇一七年四月に10%にする」と明記。憲法解釈変更で集団的自衛権行使を認めた七月の閣議決定に基づき、「安全保障法制を速やかに整備する」との方針を示した。
nikkei見出しより。
産学官、原発廃炉へ人材 東大・東電など協力 国が補助金 産業の技術基盤を維持
産学官が共同で原子力発電所の廃炉(総合2面きょうのことば)に携わる人材を育てる。2015年から東京大学や東京工業大学が東京電力などと協力し、特殊な工程を伴う廃炉作業の専門知識を教える。文部科学省は補助金を出す。日本の原発は今後、再稼働か廃炉かの選別が始まる。高度な技術を備えた人材の確保は原発の輸出や安定稼働にも寄与するため、産業基盤の維持につながりそうだ。
…続き
自民公約、アベノミクス継続訴え 地方創生特区を創設
1000人超が立候補へ 公示前情勢
地域を創り直す(4)家をリユース、街の人口増える 空き家削減、公益と両立
レクサス 車体にアルミ トヨタ、17年から 軽量化で燃費向上
春秋
すべてのものに名前があるとは限らない。30年以上前、言語学者の千野栄一教授が大学の講義でこんな例をあげていた。ビスケットが壊れないように缶…続き
中日春秋(朝刊コラム)
2014年11月26日
<おかあさんのいないこどもは/どうやって/おふとん あたためるの>。「さむいよる」と題されたこの短い詩は、阪神大震災の夜、親子四人で毛布にくるまっていた時に六歳の子がつぶやいた言葉だという(川崎洋編『こどもの詩』)
「六歳未満の女児」としか公表されていないその子もきっと、ほかの子の心の痛みに人一倍敏感だったに違いない。東京の病院に入院していた少女が三日前、脳死と判定された。娘の臓器の提供を申し出た両親のコメントが胸にしみる
<娘は進んでお手伝いをしたり、困っている子がいれば寄り添って声をかけてあげるような、とても心の優しい子でした。臓器提供という形で病気に苦しむお子さんを助けることに、娘はきっと賛同してくれると信じています>
お父さん、お母さんは低酸素脳症のため横たわる愛娘(まなむすめ)に話し掛け、自問自答を繰り返したのだろう。もしわが子が臓器移植でしか助からない病で苦しんでいたら、どうするのか
<人はいつどちらの立場に立つか分からない。だからこそ、臓器提供が可能な立場にいるのであれば提供しよう、と考えました>。感情を抑えたコメントの行間に浮かぶのは、優しく芯の通った両親に育まれた少女のあたたかな命だ
心臓などの移植手術はすべて成功したという。その心臓がたくましく脈動し続けることを、祈らずにはいられない。
隙間50センチから2歳救った 余震の中 消防士「奇跡」長野北部地震 中日新聞トップ記事、見出しである。20141126
リードには、
長野県北部を襲った地震で被害が集中した白馬村神城(かみしろ)の堀之内地区で、発生直後に二歳の男児が倒壊した家屋の下敷きとなった、とある。
>五十センチの隙間から無事救出した北アルプス広域北部消防署の小山竜平消防副士長(27)は取材に応じ「助かったのは奇跡としか言いようがない」と振り返った。
避難318人、一部損壊418棟 長野北部地震
2014/11/26 朝刊
> 長野県北部を震源に最大震度6弱を観測した地震で、県警は二十五日、けが人は八市町村で計四十五人となったと発表した。うち重傷は十人。県によると、民家の被害基準を厳格化した結果、長野市、白馬村、小谷(おたり)村で全半壊が計八十七棟となり、二十四日の百四十一棟から大幅に減った
トップの左の見出しに、17年度消費税10%を明記 自民公約、安保法制整備急ぐ とある。20141126
記事には、
自民党は二十五日、衆院選の政権公約を発表した、
とある。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の推進を掲げたほか、消費税率について「二〇一七年四月に10%にする」と明記。憲法解釈変更で集団的自衛権行使を認めた七月の閣議決定に基づき、「安全保障法制を速やかに整備する」との方針を示した。
nikkei見出しより。
産学官、原発廃炉へ人材 東大・東電など協力 国が補助金 産業の技術基盤を維持
産学官が共同で原子力発電所の廃炉(総合2面きょうのことば)に携わる人材を育てる。2015年から東京大学や東京工業大学が東京電力などと協力し、特殊な工程を伴う廃炉作業の専門知識を教える。文部科学省は補助金を出す。日本の原発は今後、再稼働か廃炉かの選別が始まる。高度な技術を備えた人材の確保は原発の輸出や安定稼働にも寄与するため、産業基盤の維持につながりそうだ。
…続き
自民公約、アベノミクス継続訴え 地方創生特区を創設
1000人超が立候補へ 公示前情勢
地域を創り直す(4)家をリユース、街の人口増える 空き家削減、公益と両立
レクサス 車体にアルミ トヨタ、17年から 軽量化で燃費向上
春秋
すべてのものに名前があるとは限らない。30年以上前、言語学者の千野栄一教授が大学の講義でこんな例をあげていた。ビスケットが壊れないように缶…続き
中日春秋(朝刊コラム)
2014年11月26日
<おかあさんのいないこどもは/どうやって/おふとん あたためるの>。「さむいよる」と題されたこの短い詩は、阪神大震災の夜、親子四人で毛布にくるまっていた時に六歳の子がつぶやいた言葉だという(川崎洋編『こどもの詩』)
「六歳未満の女児」としか公表されていないその子もきっと、ほかの子の心の痛みに人一倍敏感だったに違いない。東京の病院に入院していた少女が三日前、脳死と判定された。娘の臓器の提供を申し出た両親のコメントが胸にしみる
<娘は進んでお手伝いをしたり、困っている子がいれば寄り添って声をかけてあげるような、とても心の優しい子でした。臓器提供という形で病気に苦しむお子さんを助けることに、娘はきっと賛同してくれると信じています>
お父さん、お母さんは低酸素脳症のため横たわる愛娘(まなむすめ)に話し掛け、自問自答を繰り返したのだろう。もしわが子が臓器移植でしか助からない病で苦しんでいたら、どうするのか
<人はいつどちらの立場に立つか分からない。だからこそ、臓器提供が可能な立場にいるのであれば提供しよう、と考えました>。感情を抑えたコメントの行間に浮かぶのは、優しく芯の通った両親に育まれた少女のあたたかな命だ
心臓などの移植手術はすべて成功したという。その心臓がたくましく脈動し続けることを、祈らずにはいられない。