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中露韓の包囲

2015-09-07 | ほんとうのところは
世界情勢を語るほど詳しくはないといいたいところ、国際関係がわかりやすい出来事になった、中国の70年抗日戦争行事である。
そこに朝鮮半島の南北関係が象徴されて中韓が及ぼすアジアへの影響は計り知れないものとなった。

歴史の歪曲とは言わないまでもその主体が歴史からかけ離れた抗日の主義には朝鮮半島を巻き込んだ中華の思想実現の画策を見るだけとなった。
第2次大戦後の不戦条約を日本と締結しない国々が、あの広場の軍事パレードの賓客となり表れた形である。

国連は戦勝国を以てなったが、その事務総長はいくつかの矛盾のもとに天安門壇上にいた。
その同じ趣のある中露韓を見据えなけらばならない模式図は、アジアに日本のイニシアチブをもたらすチャンスとなってきた。

軍事を誇る、その大国となることを宣言するような時代はもはやないのであるから、それが戦争の危険性をはらんで力の見せつけになるときを、そのときを中国は演出したのである。

張子の虎の言いをいまこそ味わいなおすべきかもしれない。
虚勢を張ること、見かけだおしのものなどをいう語であった。http://news.searchina.net/id/1579321?page=1
中国軍は「張り子の虎」、国を離れりゃ米軍に「コテンパン」・・・中国メディア
 中国メディアの環球網は25日、「英メディア:中国軍は張り子の虎。門外に出れば米軍にやられるだけ」と題する記事を掲載した。英通信社のロイターによる、中国軍の実力は米軍の遠く及ばないとの論評を紹介した。

 記事は、中国は戦後、ソ連軍の侵攻などに備えて「近い敵と交戦」する防御的な軍事力を求めたと説明。

 さらに、現在では防衛の主眼は西部国境から東部沿海地方に移り、範囲も島嶼部までに拡大されたが、防衛を目的とする意図そのものに変化はない。経済が急成長した1990年代以降も、中国が求める武器は主に防御目的のものと主張。

 また、空軍も海軍も米国に次ぐ世界第2の規模になったが、中国軍に世界展開する能力はない。軍・政府中央は、(必要な)専門的知識も軍事理論も持ち合わせていない。解放軍は装備が最新式でも苛酷な実践経験はなく、戦えるかどうかは明言が難しいと主張した。

 中国軍の“弱点”として「友が少ない」ことも指摘。(遠隔地で)衝突が発生しても、中国が使える海外基地はほとんどない。米軍が数百カ所の海外基地を維持しているのとは、対照的だ。

 ただし記事は、中国軍も西太平洋地域では脅威となりうると指摘。本土に近く、空海軍力を集中させることができるからだ。性能で劣っても数でカバーできる。

 記事は、米軍には、全世界に展開してはいるが、同一期間には特定の場所にしか戦力を集中できない問題もあると指摘。つまり、世界に置いて複数個所で問題が発生しても、同時介入はできないとの見方だ。

 台湾海峡有事の際、重要なのは米軍が沖縄を利用できるかどうかとした。沖縄の基地を利用すれば、米中の出動戦闘機数は1対3程度になる。沖縄を利用できずグァムから発進するのでは中国機は米軍機の10倍程度の数になる。記事は、米軍戦闘機は優秀だが、中国機の「10倍の能力」は持ち合わせていないと指摘した。

 米国は日本とフィリピンと同盟を結び、ベトナムとも関係を改善した。米国は公海の自由航行権を全力で守る考えだ。自由貿易にとって最も重要な条件のひとつだからだ。記事は、前記の国が中国と開戦すれば、米国も介入するとの考えを示した。

 記事は、「自国に近ければ、中国軍は軽視できない力を発揮する。しかし、家を出て戦えば、中国軍にほとんど勝算はない。戦場にたどりつけるかどうかも疑問」と結論づけた。
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◆解説◆
 上記記事は、ロイター社論評の内容をほぼそのまま採用したと考えられる。中国には自国軍を全世界で展開する意志も能力もないと強調したのは、東アジアから遠く離れた英国に拠点を置くメディアだからと考えてよいだろう。ただし、西太平洋地区における中国の“脅威”は認めた内容だ。(編集担当:如月隼人)(写真は環球網の上記記事掲載頁キャプチャー)

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