ゆくえ、ありやなしや

7日深更、日本時間の夜中になる、バイデン候補の選挙人獲得が過半数270を上回って、当選を確実にした。ペンシルべニアの票数が決着した。次いでジョージアもきまったという。290になって、一夜、あけてなだれを打つように、投票の結果が出ている。郵便投票のカウントによって、投票日消印から3日後とか、4日まで数えると伝えていたことがあって、その決着を見せる。バイデン候補が勝利宣言をして、集計結果に対してトランプ候補が敗北宣言をすると、双方の確認で、終わりになるらしい。が、敗者のいないままに、選挙結果をめぐって法廷闘争に持ち込まれる様相である。政治は実際であるから、勝利を目前にして次の体制に向けて行うべく政権移行のHPが準備されているから、さまざま実行段階にうつされていくのだろう。米国は2分されたとメディアが伝え続けて、まさに、2分した形で僅差ながらの展開である。共和党がこれで終わったわけでもないし、上下院の勢力などをどうコントロールするか、政治の動きは、これから始まったばかりの民主党である。しかし、明らかに民主政治に行方はあるのか、ないのか、米国選挙で交わされた言葉は相手陣営へに中傷ばかりを投げつけるように聞こえて、選挙後の後遺症には、果たして2分したままになるのではないかと成り行きが見守られることになる。