どうして焦るのかと言い、どうして急くのかと言う。
世の論調である。
与党の盟友が歯止めをしっかりと打ち込んだと言いつ、なぜ急ぐのかと言う。
新聞の論調でも毎日新聞は拙速だとする。
集団的自衛権のことである。
憲法改正に至らなかったことから、これなら憲法を改正すべきだなどと、朝日新聞も言いたげである。
中日新聞におなじく、憲法改正はならず集団的自衛を認めるのは軍隊のことであると焦点が絞り切れない。
国防のことが焦眉の急であることを、どのように判断するかは、憲法の改正に手続にあるのか、現行法での対処法を計略するかないのである。
ときの宰相の時論であるかもしれない、そう見えるほどに時世である。
焦っているのではない。苛立ってなどはいないからである。
急くわけでもない。慌ててもいないからである。
せくな、いそぐな、あわてるな、である。
急いでいることには変わりないので、せくな、いそげ、あわてるな、急げよ急げ、である。
日本国防費の5倍である中国の軍事予算は、ステルス機を配備しようとしている。
航空力では日本はまだ勝るとはいえ、それは軍事力の増強で優位は3年から5年である。
70周年に合わせた動きは回避できるようになったかもしれないが、それを過ぎると、懸念されるのはなにか。
東京に招致した五輪大会でのテロ攻撃であろう。
2020年が日本の国力の見せ所となってしまったのは、何をか。
これからの数年をどう準備するかということである。
トウコウヨウカイ ユーショサクイ
尖閣諸島のの国有化が作り出したことはトラの尾を踏んだのか、導火線になったのか、有所作為の空隙を与えてしまったのである。
北朝鮮は、またミサイルを発射した、弾道ミサイルを翫ぶ隣国に、中国のホームページには、戦争をしたがる日本人と書き入れた、その日本地図にキノコ爆弾を広島地、長崎に描いて、戦争を弄んでいる民衆がいる。
けさのこのニュースに、急いではことを仕損じると、いまにして思うので、これからは、どうするがよいか。
あせ・る【焦る】
[動ラ五(四)]
1 早くしなければならないと思っていらだつ。気をもむ。落ち着きを失う。気がせく。「勝負を―・る」「―・ってしくじる」
2 不意のことで動揺し、あわてる意の俗語。「乗り遅れるかと―・ったよ」
3 いらだって暴れる。手足をばたばたさせる。
「かの女房…狂ひ踊り―・りけれ」〈荏柄天神縁起〉
せ・く【▽急く】
[動カ五(四)]
1 早くしなければ、とあせる。あせっていらだつ。また、あわてる。「気ばかり―・く」
2 呼吸が激しくなる。「息が―・いて苦しい」
3 せきたてる。急がせる。
「何ものかに『今だぞ』と―・かれている気もちだった」〈芥川・玄鶴山房〉
4 怒り・悲しみ・嫉妬(しっと)などで、心が激しく動く。
「腹立て顔して言ふが、男に―・いた風を見すべき女郎の計略なり」〈浮・禁短気・五〉
いそ・ぐ【急ぐ】
[動ガ五(四)]
1 早く目的を達するように行動する。早くやろうとする。「完成を―・ぐ」「解決を―・ぐ」「―・いで仕上げる」
2 早く行き着こうとする。早く進む。「帰宅を―・ぐ」
3 気持ちがせく。「功を―・ぐ」
4 準備する。用意する。
「このごろはよろづ忘れて、このことを―・ぐ」〈かげろふ・中〉
[可能]いそげる
[用法]いそぐ・[用法]せく――「せくな、いそぐな、あわてるな」は意図的に類義の語を対比させた表現。◇「いそぐ」は、短時間で何かをしようとする意で、時間に重点があり、「せく」は、「あわてる」「あせる」に近く、気持ちに重点がある。だから「心せくままに帰路をいそぐ」の文では、両語の入れ替えは出来ない。◇「いそがば回れ」は、行動の早さを示す「いそぐ」の用法。「せいては事を仕損ずる」は、心が落ち着いていない状態を示す「せく」の用法。◇類似の語に「あせる」がある。思い通りに事が運ばなくて落ち着かない、焦慮する、いらいらする、の意。
世の論調である。
与党の盟友が歯止めをしっかりと打ち込んだと言いつ、なぜ急ぐのかと言う。
新聞の論調でも毎日新聞は拙速だとする。
集団的自衛権のことである。
憲法改正に至らなかったことから、これなら憲法を改正すべきだなどと、朝日新聞も言いたげである。
中日新聞におなじく、憲法改正はならず集団的自衛を認めるのは軍隊のことであると焦点が絞り切れない。
国防のことが焦眉の急であることを、どのように判断するかは、憲法の改正に手続にあるのか、現行法での対処法を計略するかないのである。
ときの宰相の時論であるかもしれない、そう見えるほどに時世である。
焦っているのではない。苛立ってなどはいないからである。
急くわけでもない。慌ててもいないからである。
せくな、いそぐな、あわてるな、である。
急いでいることには変わりないので、せくな、いそげ、あわてるな、急げよ急げ、である。
日本国防費の5倍である中国の軍事予算は、ステルス機を配備しようとしている。
航空力では日本はまだ勝るとはいえ、それは軍事力の増強で優位は3年から5年である。
70周年に合わせた動きは回避できるようになったかもしれないが、それを過ぎると、懸念されるのはなにか。
東京に招致した五輪大会でのテロ攻撃であろう。
2020年が日本の国力の見せ所となってしまったのは、何をか。
これからの数年をどう準備するかということである。
トウコウヨウカイ ユーショサクイ
尖閣諸島のの国有化が作り出したことはトラの尾を踏んだのか、導火線になったのか、有所作為の空隙を与えてしまったのである。
北朝鮮は、またミサイルを発射した、弾道ミサイルを翫ぶ隣国に、中国のホームページには、戦争をしたがる日本人と書き入れた、その日本地図にキノコ爆弾を広島地、長崎に描いて、戦争を弄んでいる民衆がいる。
けさのこのニュースに、急いではことを仕損じると、いまにして思うので、これからは、どうするがよいか。
あせ・る【焦る】
[動ラ五(四)]
1 早くしなければならないと思っていらだつ。気をもむ。落ち着きを失う。気がせく。「勝負を―・る」「―・ってしくじる」
2 不意のことで動揺し、あわてる意の俗語。「乗り遅れるかと―・ったよ」
3 いらだって暴れる。手足をばたばたさせる。
「かの女房…狂ひ踊り―・りけれ」〈荏柄天神縁起〉
せ・く【▽急く】
[動カ五(四)]
1 早くしなければ、とあせる。あせっていらだつ。また、あわてる。「気ばかり―・く」
2 呼吸が激しくなる。「息が―・いて苦しい」
3 せきたてる。急がせる。
「何ものかに『今だぞ』と―・かれている気もちだった」〈芥川・玄鶴山房〉
4 怒り・悲しみ・嫉妬(しっと)などで、心が激しく動く。
「腹立て顔して言ふが、男に―・いた風を見すべき女郎の計略なり」〈浮・禁短気・五〉
いそ・ぐ【急ぐ】
[動ガ五(四)]
1 早く目的を達するように行動する。早くやろうとする。「完成を―・ぐ」「解決を―・ぐ」「―・いで仕上げる」
2 早く行き着こうとする。早く進む。「帰宅を―・ぐ」
3 気持ちがせく。「功を―・ぐ」
4 準備する。用意する。
「このごろはよろづ忘れて、このことを―・ぐ」〈かげろふ・中〉
[可能]いそげる
[用法]いそぐ・[用法]せく――「せくな、いそぐな、あわてるな」は意図的に類義の語を対比させた表現。◇「いそぐ」は、短時間で何かをしようとする意で、時間に重点があり、「せく」は、「あわてる」「あせる」に近く、気持ちに重点がある。だから「心せくままに帰路をいそぐ」の文では、両語の入れ替えは出来ない。◇「いそがば回れ」は、行動の早さを示す「いそぐ」の用法。「せいては事を仕損ずる」は、心が落ち着いていない状態を示す「せく」の用法。◇類似の語に「あせる」がある。思い通りに事が運ばなくて落ち着かない、焦慮する、いらいらする、の意。