0630 瀬戸が名乗り、リニア残土を受け入れ
リニア残土、瀬戸が名乗り 愛知全量規模 鉱山埋め戻し用 中日新聞トップ記事、見出しである。20140630
リードには、二〇二七年の開業を目指し、今秋にも着工されるリニア中央新幹線の工事で大量に発生する残土を、愛知県瀬戸市の窯業団体が採掘中の鉱山の埋め戻し用に受け入れる検討をしていることが、関係者への取材で分かった、とある。
トップ左には、イラク派遣時の03~09年 防衛大退校者が急増 とある。20140630
記事には、イラク特別措置法に基づき自衛隊がイラクへ派遣された前後の二〇〇三~〇九年に、幹部を養成する防衛大学校(防大)の退校者や、任官後の早期退職者が急増したことが分かった、とある。
>ピークの〇五年は四割が退校するか、早期退職した。安倍晋三政権が集団的自衛権の行使に踏み切れば、自衛隊から再び人材が流出する恐れがある。
中段の見出しには、北、弾道ミサイル2発 日本海に落下 中韓会談けん制か とある。20140630
記事には、【ソウル=中村清】韓国国防省は二十九日、北朝鮮が同日午前四時五十分ごろと五十八分ごろ、日本海側の江原道元山(カンウォンドウォンサン)付近から北東方向の日本海に向け、短距離弾道ミサイル二発を発射したとみられると明らかにした、とある。
中日春秋
2014年6月30日
ドーリットルという英語姓はなぜか日本と因縁がある。悲しい歴史、楽しい話。いずれにもこの名が絡む
一九四二年、日本本土に初めて爆弾が投下された「ドーリットル空襲」。ジミー・ドーリットル米中佐が指揮した
時代は下がって、六四年に日本公開されヒットした、米映画「マイ・フェア・レディ」。オードリー・ヘプバーンの演じた、粗野な花売り娘は「イライザ・ドーリットル」。中佐も花売り娘もスペルは「DOOLITTLE」
もう一人はスペルの「O」が一つ足らぬが、日本の子どもに最も愛された「ドーリットル」さん。ドリトル先生。動物と話す獣医の物語。翻訳した作家井伏鱒二が親しみやすく、「ドリトル」とした
百年前の七月に開戦した第一次世界大戦。作者のロフティングは過酷な西部戦線にアイルランド将校として送られた。戦地から子どもに手紙を送りたいが、戦争のむごたらしさを書く気にはならなかった。動物も含めた生命の大切さ。それを思い、描いて郵送したのが、ドリトル先生の物語。あの楽しい話は戦場で生まれた。石井桃子さんの本にあった
戦争を知る者は平和を求め、戦争を知らぬ者は平和のありがたさを忘れてしまう。「平和を守るのは戦争よりもずっと骨が折れる」。「マイ・フェア・レディ」の原作『ピグマリオン』を書いたバーナード・ショーの言葉である。
リニア残土、瀬戸が名乗り 愛知全量規模 鉱山埋め戻し用 中日新聞トップ記事、見出しである。20140630
リードには、二〇二七年の開業を目指し、今秋にも着工されるリニア中央新幹線の工事で大量に発生する残土を、愛知県瀬戸市の窯業団体が採掘中の鉱山の埋め戻し用に受け入れる検討をしていることが、関係者への取材で分かった、とある。
トップ左には、イラク派遣時の03~09年 防衛大退校者が急増 とある。20140630
記事には、イラク特別措置法に基づき自衛隊がイラクへ派遣された前後の二〇〇三~〇九年に、幹部を養成する防衛大学校(防大)の退校者や、任官後の早期退職者が急増したことが分かった、とある。
>ピークの〇五年は四割が退校するか、早期退職した。安倍晋三政権が集団的自衛権の行使に踏み切れば、自衛隊から再び人材が流出する恐れがある。
中段の見出しには、北、弾道ミサイル2発 日本海に落下 中韓会談けん制か とある。20140630
記事には、【ソウル=中村清】韓国国防省は二十九日、北朝鮮が同日午前四時五十分ごろと五十八分ごろ、日本海側の江原道元山(カンウォンドウォンサン)付近から北東方向の日本海に向け、短距離弾道ミサイル二発を発射したとみられると明らかにした、とある。
中日春秋
2014年6月30日
ドーリットルという英語姓はなぜか日本と因縁がある。悲しい歴史、楽しい話。いずれにもこの名が絡む
一九四二年、日本本土に初めて爆弾が投下された「ドーリットル空襲」。ジミー・ドーリットル米中佐が指揮した
時代は下がって、六四年に日本公開されヒットした、米映画「マイ・フェア・レディ」。オードリー・ヘプバーンの演じた、粗野な花売り娘は「イライザ・ドーリットル」。中佐も花売り娘もスペルは「DOOLITTLE」
もう一人はスペルの「O」が一つ足らぬが、日本の子どもに最も愛された「ドーリットル」さん。ドリトル先生。動物と話す獣医の物語。翻訳した作家井伏鱒二が親しみやすく、「ドリトル」とした
百年前の七月に開戦した第一次世界大戦。作者のロフティングは過酷な西部戦線にアイルランド将校として送られた。戦地から子どもに手紙を送りたいが、戦争のむごたらしさを書く気にはならなかった。動物も含めた生命の大切さ。それを思い、描いて郵送したのが、ドリトル先生の物語。あの楽しい話は戦場で生まれた。石井桃子さんの本にあった
戦争を知る者は平和を求め、戦争を知らぬ者は平和のありがたさを忘れてしまう。「平和を守るのは戦争よりもずっと骨が折れる」。「マイ・フェア・レディ」の原作『ピグマリオン』を書いたバーナード・ショーの言葉である。