文論再びに記事を検索して過去2件をあげた、さらに検索して文法文章論カテゴリーで最初にタイトルにしていたのがヒットした。これを探したのだったと改めて再掲する。
文があるから文法で文がなければ何になるか。あるいは文とする前提を議論するところから始めるとそれは文法なのかどうかと現代日本語の文論はそこでとどまる。一つをのぞいてと言ってきて今の日本語研究には文の規定がわからなくなってしまっているからややこしいのであるが、宮地学説は話し言葉の文型の成果もあり文の前提となる議論は確かであるから、わたしに師説を良しとする。
なお、文論は副題に「現代語の文法と表現の研究」としているので、その(一)と(二)ということであれば文論とは銘していないがその(二)になる『敬語・慣用句表現論』がある。
アマゾン検索より。
文論―現代語の文法と表現の研究1 | 宮地裕 |本 - アマゾン
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www.amazon.co.jp からの現代語の文法と表現の研究
文論―現代語の文法と表現の研究1 単行本 – 1979/11/1 ; 本の長さ. 310ページ ; 言語. 日本語 ; 出版社. 明治書院 ; 発売日. 1979/11/1 ; ISBN-10. 4625420091.
敬語・慣用句表現論―現代語の文法と表現の研究〈2〉 | 宮地 裕
https://www.amazon.co.jp › 敬語・慣用句表現論―現...
www.amazon.co.jp からの現代語の文法と表現の研究
敬語の混乱、現代の敬語、謙譲語とその周辺、敬語史論など敬語表現に関する考察、および受給表現、慣用句の表現、倒置表現などについて述べた論考を収録する。 出版社. 明治書院 ; 発売日 1999/9/1
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文論再び
2023-04-22 | 日本語どうなる2023
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文論
2017-01-12 | 文法文章論
日本語文法は品詞と文章において分析を、かつては、行っていたようである。それが品詞と構文に分野を分けて議論するようになったのは学校教育文法の影響が大きいと考えられる。さらにはシンタクスのとらえ方を進めると、形態と統語の分野に礎を於いている。構文論は統語論とするが、その議論には、日本語文法だけではない言語を指すものである。そこで、文論を見ると、表記の揺らぎも見て、シンタックス、構文論、とあったりして循環する用語である。文論の議論をしたのはその書名にあるように、宮地裕によるもの、新版文論、がある。すると、議論を通して文論の分析を見ると、それは、文、構文、シンタックスとみられる。なお、検索では、文論の名を見ることは一つをのぞいてほかにはない。
次は上記記事の再引用
タイトル 文論の分析についての一つの試み
An Analysis of the Japanese Syntax, a tentative.
著者 南不二男;
F. Minami;
巻号 『国語学』第43輯
刊行日 1961-02-05
開始ページ 82
終了ページ 93
新版 文論
著者 宮地 裕 著
出版社 明治書院
出版年月日 1979/11/01
http://www.meijishoin.co.jp/book/b128353.html
>言語と表現に関する研究の体系化を志向。「言語」・「文の意味」・「文の音調」・「研究史展望」の四章から成る。言語観、言語単位体の考察から文の認識などを具体的に解説する。
文論 / 太宰純 著 - Waseda University Library,Waseda University
www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/bunko11/bunko11_a1264/index.html
文論 / 太宰純 著 ... 内容等 Notes. 序題:合刻文論詩論 見返し題:文論詩論序:植村正直共同刊行:青竹楼(武陽本石町) 題簽を欠く 虫損あり和装印記:中嶋蔵書 蔵書印あり柳田泉旧蔵文論. 文論附録. 詩論. 詩論附録 .