日本語文法は日本語教育の成果である。言語学のひとつ、個別言語を言語現象にとらえて、日本語学をとらえる。個別言語学が個別の言語の文法を分析することは、その分野のことにおいて、日本語なら日本語だけを学的対象とする。それは個別言語を日本語だけではなく、たとえば英語学、ドイツ語学、スペイン語学、フランス語学など、その個別言語の研究には歴史言語をとらえて研究してきたものを、20世紀の初頭に現代言語との区別をおこなってとらえるようになった。そして、それぞれの言語と比較し言語研究の言語とした経緯があったので、比較言語では分析できない、対照によって言語をとらえることが20世紀半ばから行われるようになる。中国語と日本語は比較対照をするなら、比較による方法よりも対照による方法を用いることになる。この言語研究は日本語と中国語の言語を形成し影響しあう経過をもって、いまでは同形語の術語をもってすることがあり、日中の対照研究は日本語教育のもとに、日本語学として展開する。日本語と朝鮮語との比較言語にその同系が証明できない議論があったこともあり、日本と近隣地域の諸言語と現代語研究においての対照研究は日本語教育の1980年代以降の接触において盛んにおこなわれるようになった。
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