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文論再び

2023-04-22 | 日本語どうなる2023

文論について2015年の記事に述べたが、その後2018年に文論序説という著作が刊行されている。ブログでは2021年に記事がある。
この著作は博士論文を出版したもので、論文についての概要も公開されている。
>本論文は、日本語の「文とは何か」という根源的な問題を、言語行為論という従来とは異なる立場に立って論じたものであり、「序章」、本文(「第Ⅰ章~ⅩⅣ章」)、「終章」から成る。「序章 文について考える」では、日本語文法論において、なぜ文という単位が問題となるのか、という観点から、本論文における基本的な問題意識を提示する。
https://tohoku.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=123019&item_no=1&page_id=33&block_id=46
L2H280300.pdf (340.79KB)




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文論序説
2021-02-23 | 日本語学2021
記述言語では文をどう説明するか、について、文法説明で従来にとらえられていた日本語文は、そのとらえ方を変えることになる。日本語そのものが変化してしまうわけではないので、説明のためのよりどころが変わるというコトである。しかしその実際を説明すると、文の規定にこれまでの理論が伏在することがわかる。伏在というのは潜在している日本語構造をとらえて、そのうえで記述の論としていることである。文についての解明は構造的に表現的にそして文章としてのものがあったわけであるが、叙法にだけ焦点を当てた記述の文についてはその背景にある日本語だけではない言語の特徴としての文の捉え方があってしかるべきである。
文論を関する論考が著述として出版された。宮地学説の文論があって、その以降に、序説と名を冠した労作のようである。わたしに未見であるが、いずれ読了してみたい。


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文論 2015-08-05 | 日本語百科
>文論は構文論のことである。構文論はシンタクスである。シンタクスは、シンタックスと表記される。文と文章と、語義解説では、双方に、通い合うところがある。シンタクスは文章論である。すると、構文論は文章論でもあるが、それぞれにその分野とするのは、文法論にある。




文論序説
国立情報学研究所
https://tohoku.repo.nii.ac.jp › ...
PDF 本論文は、日本語の「文とは何か」という根源的な問題を、言語行為論という従来とは異な. る立場に立って論じたものであり、「序章」、本文(「第Ⅰ章~ⅩⅣ ...

『文論序説』
立研究開発法人 科学技術振興機構
https://www.jstage.jst.go.jp › article › _pdf › -char
仁科明 著 · 2018 — 本書は、現代語を主対象に、「文とは何か」という問いに正面から向き合った著作で. ある。著者は文法史の研究者として知られる。現代語を対象とした著作の刊行は意


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