気が動く、人気、ヒトケと読むと、気配になる、けわい、《「気 (け) 這 (は) ひ」の意。「気配」の字を当てて現代では「けはい」という》デジタル大辞泉、その気の動きが、あって、ほっとする思いに感じられる。古代中国で気を読む軍師がいたか、地域に起こる人の思いとそれを運ぶ運気には、天気にもなったのだろう。
予想された期間を過ごして、逼塞した人々にCOVID-19収束の模様となった。緩めてはならない、というのは、気を引き締めてのこと、何を緩めるかと言えば制限規則で、段階に人の集散の引き締めをほどく。サービス業に人の接触を復する、そうしなければ生活が成り立たない業種がある。にぎわいが消えた数週間はため息があった。