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胃腸風邪

2014-09-22 | 病名のことば
なんとも、取りあわせの悪い病気名のように感じるが、それどころのことではない、重症の病名である。
風邪を引くとなれば気管支があって、咽頭があるのが普通のようだが、それもまたフージャにふさわしい気道にかかわる。

ところが胃腸が風邪をひくとは、はて、説明を求めれば、胃腸風邪は、急激な下痢や嘔吐といった症状を発症し、下痢や嘔吐など胃腸風邪自体に対する辛さもさることながら、脱水症状には特に注意をする必要があるとのこと、水を飲むことができない場合がある、さらに周囲の感染に注意しなくてはならないとある。

簡潔な記述のようで、どれをとっても大変なことなのである。

それで、胃腸風邪というには、正式な呼び名があるかと、感染性胃腸炎、ウィルス性胃腸炎のことを指すと、すぐさま病名が分かる。さらには、原因としての、そのウイルスが、ウィルス性として、ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス、また細菌性もあって、サルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、病原性大腸菌などとしている。

ウイルス性はとくに対症療法があるか、というと、

>ウイルスの感染症なので、抗生剤(細菌にしか効きません)は無効です。残念ながら有効な抗ウイルス剤はありません(抗ウイルス薬があるのはインフルエンザウイルス、水痘帯状疱疹ウイルス、ヘルペスウイルスだけです)。高熱が続きますが、水分が取れていて、尿もきちんと出ていれば大きな心配はいりません。

 というようなこともあり、高熱が出れば対処がいることになる。

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