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国会議員アンケート
2006年06月25日08:50
記事の採録をします
さきの大戦は侵略行為があり、
対米の戦争は無謀だった、
極東軍事裁判は受け入れる、
軽武装・経済重視の路線については支持する、
というような回答が、60%から70%近くになった、
とあります
憲法、謝罪、反省などは、
半数から少し上回る割合だった
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=52644&media_id=2
毎日新聞、戦後60年の原点シリーズ
全国会議員を対象に歴史認識などに関するアンケートを実施
24日集計
■極東国際軍事裁判(東京裁判)に関する問い
不当な裁判だが敗戦のために受け入れざるを得なかった 61%
対米開戦は無謀な選択 67%
戦後日本の軽武装・経済重視路線 83%が評価。
■東京裁判の評価
(1)戦勝国が一方的に裁いた不当な裁判だ
(2)不当だが受け入れざるを得なかった
(3)戦争責任者を裁いた正当な裁判だ
--という3者択一
やむなし 61%
正当 13%
不当 8%
無回答など 18%
主要政党
自民、民主、公明3党 各約3分の2 やむなし
共産党の61%、社民党の77% 正当
■対米開戦
(1)やむを得ない選択だった
(2)無謀な選択だった
--の2者択一
回答はそれぞれ 18%、67%
無回答など 15%
■対中戦争で侵略的行為が行われたかどうか
行われたと思う が68%
行われたと思わない 3%、
どちらとも言えない 19%
■第二次大戦をめぐる日本政府の謝罪、反省
十分 51%で、
不十分 33%
■首相が靖国神社を参拝すること
賛成 26%
反対 55%
■「軽武装・経済重視」路線を評価している人
今後、どうすべきか」を尋ねた
維持すべきだ 66%
変えるべきだ 27%
自民党では変更派が35%。
■憲法9条について
改めるべきだ 50%
改正反対 25%
■集団的自衛権の行使について
認めるべきだ 42%
現行通り禁じるべきだ 41%
■日本外交のあり方をめぐる質問
対米関係を基軸にしつつ、アジアをもっと重視すべきだ 73%
■中国、韓国との関係改善について
(1)最優先で取り組むべきだ」55%
(2)必要性はあるが、最優先課題ではない」33%
--などの順だった。
和田憲二さんの署名記事
◇
アンケート
5月中旬から
全国会議員720人(衆院478人、参院242人)に配布、384人が回答を寄せた。
回収率は53.3%(衆院58%、参院45%)。
回答者は政党別では、自民163人(回収率40%)
▽民主120人(同63%)▽公明47人(同85%)▽共産18人(同100%)▽社民13人(同)▽その他23人(同59%)だった。
【ことば】極東国際軍事裁判(東京裁判)
連合国がポツダム宣言に基づき、日本の「戦争犯罪人」を裁くために設置した。東条英機元首相ら28人が「平和に対する罪」「人道に対する罪」などで起訴され、1946年5月3日、東京・市ケ谷の旧陸軍省大講堂で開廷。約2年半後の48年11月12日、病死または免訴となった3人を除く25人が絞首刑や終身禁固刑など有罪判決を受けた。