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日本語の音声と音韻

2013-09-07 | 現代日本語百科
日本語の音声、音韻は音声科学また音声学と言語学の音韻論で説明されるようである。音声は物理的な響きである。音も声もそのように捉えることができる。文法分析のためには音韻が考え方として用いられる。日本語の漢字仮名文字は音韻で説明されてきた。国語でいう清濁、直拗などの区別である。五十音図は音韻の表である。

言語にとっての音声と音韻は具体音と抽象音の捉え方による。日本語の発音を仮名で書き表すことは音韻にしたがってわかりやあすく整理された。その日本語の発音を一つに意識しているが、それをローマ字で書き表すとさらに音の単位を分析する音ができる。仮名文字の音節に対して、ローマ字による音素を取り出すことになる。

音韻の分析は、音韻論の最小単位に音素をおくので、日本語の音韻論も音素を扱う。文字は漢字、仮名ともに音素を組み合わせてまとまりある音として発音していることになる。日本語発音をローマ字単位で見ることに加えて仮名文字単位で発音することの仕組みを知ることになる。音声と音韻はそれぞれに扱う専門分野としてのことがあるが、言語音を分析することに共通することがらが多いので、分けて考えるところを注意する。

音声は言語音のどの言語にもある発音を分析することを対象とする。音韻はどの言語音にもある発音の単位をもとにその特定の言語によってその範囲で分析することになる。音声は無限であるが、音韻はその言語においてのことになるので有限である。


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