ロイターによると、両外相の会談は、ロシアのウクライナ侵攻以来初の2国間ハイレベル協議、というものだったが、おざなりに終わったようだ。記事によると、話し合いはハイレベルという、トルコの顔を立てたものにあった。双方の食い違いはここでははなはだしかったか。ロイターが伝えるところは、それをよく表している。
その会見内容はどのメディアもまともにしてはいない。どう言ったのか、ウクライナと戦っていない、という、ロシアの言い分は情報操作、情報統制にある、外相の外交姿勢が見えた。
>他国を攻撃するつもりはない ウクライナも攻撃していない
ロシア経済は自分たちで面倒を見る
あの病院は過激派によって占拠されていた 患者はいなかった
実質的な協議はすべてベラルーシで行われていて、ここではない 同じ問題について、別の場所で別の人間が協議することに意味はない
プーチン大統領を止められるのはプーチン大統領しかいないと思います
https://www.youtube.com/watch?v=QiJIh7ZK4q4
「ウクライナを攻撃していない」持論に終始・・・ロシア外相の発言意図は?専門家解説(2022年3月10日)
ロシアの報道は情報の攪乱にある。
https://jp.reuters.com/article/ru-ua10mar-idJPKBN2L7135
2022年3月10日7:40 午後14時間前更新
ウクライナ・ロシア外相会談、停戦交渉で進展なし
ロイター編集
>[アンタルヤ(トルコ) 10日 ロイター] - ウクライナのクレバ外相とロシアのラブロフ外相は10日、トルコで会談した。クレバ外相は会談後に記者会見で、停戦の達成で進展はなかったと述べた。ラブロフ外相は、ロシアはウクライナ側に提案をしており、回答が欲しいと述べた。
両外相の会談は、ロシアのウクライナ侵攻以来初の2国間ハイレベル協議。
クレバ氏は、ウクライナ南部の港湾都市マリウポリが最も困難な状況となっているものの、ラブロフ氏は同都市からの人道回廊確保を約束しなかったと述べた。
ラブロフ氏は、プーチン大統領は「特定の」問題について協議するためゼレンスキー大統領と会うことを拒否しないとの認識を示した。
また、ウクライナを巡るロシアと西側との対立が核戦争につながることはないとの認識を示し「核戦争が始まるとは信じたくないし信じていない」と述べた。
朝日新聞デジタル記事
外国記者の質問に、記者たちは手を止め顔を上げた 中国外相の会見場
>その後で、ロイター通信の記者が続いた。
王氏の発言を記録しようとパソコンをたたいていた記者たちは、ロイター通信の記者の質問にキーボードをたたく手をとめ、一斉に顔を上げた。
ロイター通信の記者はロシア軍の攻撃で民間人に被害が及んでいるとして、「ロシアの行動に中国は失望していないのか? なぜ侵攻と呼ばないのか?」と尋ねたのだ。
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