感染には潜伏がある。感染したかどうかは発症してわかることであるが、そうすると、感染をしたかどうかわからない状況をもさしている。わかるまで、ということでは、それでは遅いとするのがいまの流行性の捉え方である。感染して免疫力があれば発症しないとなる、その回復する力のある人間を信じるか。
感染から発症までを2週間と見るなら、その時間、期間をどう過ごすかが、隔離して感染症を広げないとの説明になる。発症するとはどういうことか、疾病を引き起こすこと、体内にはいりこんだ、寄生した細胞が病毒となる。
その病毒の正体がわかっていて、その毒を消す作用がある治療ができるなら、その正体を明らかにして治癒することをほどこす。そのプロセスで感染が人から人へと広がる。
感染を病気にしてしまうと、病毒との戦いが正しく捕捉できないことになる。感染症経過観察、潜伏期のむずかしいところである。