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0222帰納、魚を食す譬え

2025-02-22 | まさごと
 


0222-25 にゃんにゃんの日という。猫に幸せな日か、セールをするがわか、それに盛り上がるキャッツファンか。新幹線ホームに色塗りのきれいな列車が停まっていた。豊橋14時08分発だったから飛び乗った。気づくとディズニー列車で指定席ばかり。やむなく立ちっぱなしで名古屋に戻った。連休目の人出はホームにあふれて混みあった。午前の仕事をこなして、なんて日だ、きょうは、と。朝ほどではなくなったが、キャリーケースを引っ張った家族連れに、集団の観光客でどこもあふれかえった。



論理的思考というから、演繹法帰納法となる。変換に法の字が砲と出て、メディアの偏りを帰納するとどうかなと、かの地の情報漏洩の顛末を想像する。

帰納 翻訳語 西周がかかわった、帰納的推論と演繹的推論のたとえが面白い。

国語辞書の解説は次のようである。
>個々の具体的な事例から一般に通用するような原理・法則などを導き出すこと デジタル大辞泉より 
>帰納 (きのう) ギリシア語のepagōgē,ラテン語のinductioに由来するヨーロッパ語(英語のinductionなど)の訳語  世界大百科事典より
[初出の実例]「其改革の法たる如何となれば、induction (〈注〉帰納の法)なるあり。此の帰納の法を知るを要せんには」(出典:百学連環(1870‐71頃)〈西周〉総論)  精選版日本国語より
>帰納の語誌
induction を「帰納法」と訳した例は①に挙げた「百学連環」に見えるが、この訳語が「哲学字彙」に受け継がれ、次第に定着するのに伴い、「する」を伴ってサ変動詞として、また、「帰納的」という形で形容動詞として用いられるようになった。

次いで改訂の百科事典を見ると、次のようである。

>改訂新版 世界大百科事典 「帰納」の意味・わかりやすい解説
帰納 (きのう)
ギリシア語のepagōgē,ラテン語のinductioに由来するヨーロッパ語(英語のinductionなど)の訳語。もともとは〈上方に導くこと〉を意味したが,現在では,より特殊的な事例からより一般的な法則を導き出すこと,という意味で用いられる。その点で,より一般的な事態からより特殊的な事態を推理(推論)する演繹と対比的に用いられることが多い。人間の推理方法には,この二つの推理,すなわち,一般から特殊を導く演繹的推理と,特殊から一般を導く帰納的推理inductive inference(reasoning)が存在し,しかも,それらが異なる特徴をもつことを指摘したのはアリストテレスであった。以来,演繹と帰納は人間の異なる推理方法として位置づけられ,論じられてきた。


https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/100gaku89
「百学連環」を読む
第89回 帰納法を人の肴を食うに譬える
>さて induction 卽ち歸納の法は、演繹の法に反して是を人の肴を食ふに譬ふ。人の肴を食するや其美なる所を少シツヽ食ひ、終に肴の食すへき所を食ひ盡すなり。かくの如く、眞理を其小なる所より悉く事に就て、外より内に集るなり。
(「百學連環」第39段落第1文~3文)
筆者  山本 貴光さん、訳文
>さて、帰納法(induction)は、演繹法とは反対に、人が肴を食べることに譬えてみよう。人が肴を食べる場合、おいしいところを少しずつ食べてゆき、最後には食べられるところを食べ尽くす。このように、真理について小さなところから始めて、その全てについて事にあたって、外から内に集めるのである。



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