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さとまい

2024-07-05 | ほんとうのところは


0705 さとまい、統計のお姉さんの番組から、多様性は無駄 とばかりのタイトルには引き付けられるセンスがある。センセーショナルだよねー読解は分解と、おはこが出て来てこれをわかる人はさとまいに番組に通じている人だね。このさとまいの主張は議論の生産性にある。

 
コミュニケーションを専門とするとなると、そのコミュニケーションという語を専門用語とする、その定義づけにはたと困ったことがある。翻訳にすれば、伝達、通じ合うことなど、カタカナで言う限りは、

>communication の定義 名詞 1 the imparting or exchanging of information or news.

辞書義に、日本語には加えられるのは、

>気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い。

という解説になる。

よくわからないのは、コミュニケーションにはコミュニケを背景とする用法などがあって、共同声明にある、国から国への一方的な意思表示もあるからである。カタカナ表記の語でコンミューン、コミュニズムとますます、意思疎通の何たるか。

さて、ここからは転じてかならず用いられるコミュニケーションに、異文化コミュニケーションという分野の難しさ、コミュニケーションのとり方はそうなのだが、もっと根本にある議論である。さとまいの番組で多様性と同質性に議論の作法をとる視点は、かつて異文化のキーワードに同様の論理を持つべきだと結論したことであった、

わたしが専門としなければならなくなったのは言語コミュニケーションのうちでも日本語コミュニケーションというコースで、2000年のこと、外国語に数える日本語の学習という日本語教育のことで、それまでの1978年来の経験と、それからまたコミュニケーションにかかわる10年にわたって、そのなんたるかを探求し続けて、またまた理念を変えた編成替えでさらに新たな概念を必要とする分野に移ってから、2010年から数年を経ておよそ40年になる教員生活、研究と教育に契約上の終止符を迎えた。そのあいだに、文学、言語、文化、コミュニケーションと追及した。

そこでくだんのコミュニケーションというのは言語を手段とすればその目途には言語を通じての意志の行動による実現が図られることであり、異文化ともなれば文化の違いからスタートする着目はそこにあるのは違いの探求だけという間違いで同質の文化を探すことからと、かなりきわどいところを突いたので、異質と同質の作用をもってそのコミュニケーションの先において活動することにあった。それがまぁ、日本語コミュニケーションのかなめであったのである。

多言語コミュニケーションなどというのは従って無駄なのである。ヨーロッパ大陸のような、それも言語が方言のように分かれるところからみると、多言語を良しとする、事実に8の言語を駆使する能力という方もあり、それでいてそれが必ずしも多言語コミュニケーションの実現とはならない、やはり言語コミュニケーションは一つの異質とその理解にあるところに行き着く。
日本語コミュニケーションの実践はわたしにとって英語、中国語、韓国語という言語環境にそってそこで言うところの多言語コミュニケーションはまず実現しないほどに、文化のかけ離れが意識されるのである。

さとまいの番組で文章読解のポイントがこの議論の作法にどう影響しているのか、多様性に求める同質性はムリムリがあるので、異質と同質化、多様性と一様の考えか、そこで議論する方向性に何があるのか。YouTubeで話す材料に統計の結果による見通しを立て続けると、結局は、それ誰が言っているのとか、調べたのはいつのことなどの注意を喚起しなければならない。とくに統計を取るのは方向性を見据えてのことになるので、そこをよく日本語の表現に心得たことになるのである。


https://www.youtube.com/watch?v=q1C84I1PDak
多様性を大事にしても議論はうまくいかないので、同質性を大事にしましょうということについて解説します
12万 回視聴 6 日前
多様性が大事といわれることが多いのですが、多様性を大事にすることで議論はうまくいくのか?について解説しました。
謎解き統計学 | サトマイ チャンネル
00:00 オープニング
02:21 1.多様性<<<<同質性
04:58 2.議論する前から勝負がついている
08:23 3.読解は分解である
12:52 今週のMVC









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