台風18号は東海地方に接近し上陸が必至と見られた。名古屋市内には明け方、海上を通過してかすめるように通過して静岡県に達した。警報が出されて学校休みの情報がとびかった。そこに、鉄道の始発からの運転休止で混乱による事態は早々から市民の対応となったようだが、問題に浮上したのは、名古屋と豊橋間の新幹線は動いているが、ほかの各社は動かなかった。それには次の事情があった。
中日新聞の報道より。
>名鉄と近鉄は通常通り、雨量計などのデータを基に始発前に判断
名鉄は通常通り、六日の始発前の検討会議
近鉄も通常の台風と同じく、始発前に検討会議
>JR東海が前日にすべての在来線の運休を決めた
五日午後五時に東海道線、中央線など全十路線の在来線を、六日始発から正午(一部は午後三時)まで運休にすると発表
台風18号は暴風域が半径約二〇〇キロと巨大で、通勤・通学時間帯に東海地方に接近することが予想されていた。広報担当者は「早めに計画を発表することで利用者が駅や車内で長時間、動けなくなるのを防ぐ必要があった」と、予防的な措置を取った理由を説明
>台風が沿岸部を通過したため、公共交通機関が集中する名古屋周辺は最大風速一〇・六メートル(午前八時二十二分時点)と被害は小さかった。
> 今回のJR東海の対応について、静岡大の牛山素行教授(災害情報学)は「空港でも前もって欠航を発表している。通常の台風との境目をどこに置くかは難しいが、上陸が予想できる災害への対応としては適切だ」と評価した。
JR美濃太田駅から名古屋市の病院に通う無職永田吉男さん(68)=岐阜県美濃加茂市=は「昼すぎに名古屋に来る予定だったが、新聞を見て運休を知り、家族に車で送ってもらった。駅に行って運休を知るよりは良かった」と話した。
中日新聞の報道より。
>名鉄と近鉄は通常通り、雨量計などのデータを基に始発前に判断
名鉄は通常通り、六日の始発前の検討会議
近鉄も通常の台風と同じく、始発前に検討会議
>JR東海が前日にすべての在来線の運休を決めた
五日午後五時に東海道線、中央線など全十路線の在来線を、六日始発から正午(一部は午後三時)まで運休にすると発表
台風18号は暴風域が半径約二〇〇キロと巨大で、通勤・通学時間帯に東海地方に接近することが予想されていた。広報担当者は「早めに計画を発表することで利用者が駅や車内で長時間、動けなくなるのを防ぐ必要があった」と、予防的な措置を取った理由を説明
>台風が沿岸部を通過したため、公共交通機関が集中する名古屋周辺は最大風速一〇・六メートル(午前八時二十二分時点)と被害は小さかった。
> 今回のJR東海の対応について、静岡大の牛山素行教授(災害情報学)は「空港でも前もって欠航を発表している。通常の台風との境目をどこに置くかは難しいが、上陸が予想できる災害への対応としては適切だ」と評価した。
JR美濃太田駅から名古屋市の病院に通う無職永田吉男さん(68)=岐阜県美濃加茂市=は「昼すぎに名古屋に来る予定だったが、新聞を見て運休を知り、家族に車で送ってもらった。駅に行って運休を知るよりは良かった」と話した。