NHKスペシャル、新ドキュメント太平洋戦争1941 「第1回 開戦」前編、後編を見た。
BS1スペシャル、真珠湾攻撃の証言ドキュメントを見た。
太平洋戦争80年 関連番組として、え、80年は2025年でそれまで公共放送はどのように史観をもっているのか。
BS1スペシャル「真珠湾80年 生きて愛して、そして ~隊員900人の太平洋戦争~」(仮)
【放送予定】12月5日(日)[BS1]後10:00~11:49
80年前、太平洋戦争の口火を切った真珠湾攻撃には900人近い航空隊の搭乗員が参加していた。彼らはその後、どんな運命をたどったのか。一人一人の記録をたどると、半数近くが開戦から1年以内に戦死し、生きて終戦を迎えたのは2割に満たなかった。卓越する技量を持つが故に、危険な最前線に投入され続けた者。死を覚悟する一方、家を継ぐために縁談を急いだ者。前線の基地から妻に宛て、焦がれるような思いの手紙を何通も送り続けた者。10年以上にわたり撮影してきた元隊員や遺族の証言を通して、“真珠湾の英雄”とその家族の、生と死を描く。
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=31839
総合
NHKスペシャル 新・ドキュメント太平洋戦争
「1941 第1回 開戦(前編)」
【放送予定】12月4日(土)[総合]後9:00~9:49
甚大な犠牲者を出した太平洋戦争に、なぜ日本は突入したのか? 開戦直前までの道程をエゴ・ドキュメントからひもとく前編。多様な立場の「心の軌跡」を見ていくと、国家と国民の意識がときにすれ違い、共鳴しあいながら危機へと陥っていく様子が生々しく浮かび上がる。開戦前年、市民の日記には、敵国となるアメリカへの憧れが見て取れる。ハリウッド映画、ジャズ、ハワイアンなどに親しんでいたのだ。ところが今回、12万日分のエゴ・ドキュメントをAI解析したところ、41年に入ってから人々の“戦意”が急速に高まっていたことが分かった。その要因として浮かび上がる、現代でいうインフルエンサーの存在とは? 一方、アメリカとの圧倒的な国力差を理解していた政府や軍中央。陸軍大臣・東條英機の言葉からは、開戦前年、世論が反米に傾かないようメディアの情報統制を行い、対米戦を回避しようとしていたことがうかがえる。しかし、合理的だったはずの避戦の道は閉ざされていく。その判断に影響を与えた、ある感情とは? そして、日本は国家存亡をかけて、開戦に踏み切ることになる。
<エゴ・ドキュメント朗読出演>(順不同)
國村 隼 豊川悦司 松重 豊 西島秀俊 橋本 愛 小野花梨 髙田彪我 ほか
NHKスペシャル 新・ドキュメント太平洋戦争
「1941 第1回 開戦(後編)」
【放送予定】12月5日(日)[総合]後9:00~9:49
後編は、運命の日となった12月8日とその結末を、国の指導者・兵士・市民それぞれのエゴ・ドキュメントから立体的に描く。日本は東インドの資源獲得を目指した「南方作戦」とアメリカをけん制する「ハワイ作戦」とを同時に決行。真珠湾とシンガポールという米英の拠点で、予想を超える“勝利”をおさめた。エゴ・ドキュメントからは、最前線の兵士の高揚感や緊迫感、勝利に熱狂する市民、日米の指導者たちの思惑、一部の軍人たちが抱いていた戦争の出口戦略への懸念などが立体的に浮かび上がってくる。マレー半島の前線では、兵士たちの日誌に「食料不足」や「物資不足」などの苦境を訴える記述があり、すでに戦争の暗い先行きが暗示されていた。しかし、開戦から1か月余り、東條英機首相は施政方針演説で、戦争の目的は「大東亜共栄圏建設」であると発表。開戦時の戦争目的「自存自衛」から、大きく一歩踏み出し戦争の拡大に舵かじを切ったのである。日誌に「和平ができにくくなる」と危惧をつづる軍人もいる中、日本は長い泥沼の闘いへと足を踏み入れていくことになった。
<エゴ・ドキュメント朗読出演>(順不同)
國村 隼 豊川悦司 松重 豊 西島秀俊 橋本 愛 小野花梨 髙田彪我 ほか
太平洋戦争80年 関連番組のお知らせ
2021年12月8日、太平洋戦争開戦から80年となるのに合わせ、NHKではドキュメンタリーやドラマなどさまざまな角度からお伝えします。
NHKスペシャルでは、終戦80年の2025年8月までを視野に、大型シリーズ「新・ドキュメント太平洋戦争」を展開。
2025年、終戦80年は放送100年でもあります。シリーズに伴って、NHKが所蔵する膨大な戦争関連の映像や資料をデータベース化し、一般の方が利用できる環境の整備も目指していきます。公共メディアとして、放送・デジタル・アーカイブを駆使する手法を踏襲しながらシリーズを展開していく予定です。