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日本語文法議論2385
主語廃止論は二重主語の気まずさから、そうぼやくように言っている、その用語をあらためて主格補語と言おう、と提唱した三上学説の説明であるが、その論理はどう述べられたか。それは難しくもやさしくも、とらえやすさがあったので、一般的にも国語学者にも、反論なく沈黙してしまったのだろうか。
主格主語と主格補語の違いがあるといっても、略してともに主語となってしまうには違いないなあと混ぜ返すのはよしにして、補語である論理にその証明に語順を言いだす三上学説である。議論に受け継がれて所説に納得をしてしまうような解説がある。
もとをと糺せばどうか。また格という語形式の分類を入れた日本語文法に述格という用語用法を言ったりするので、格の議論には屈折になる現象と膠着そのものをとらえた文法機能をみればそれだけで説明そのものがわかりよいはずで、用語を変えるメリットは少ない。
つまりは、シンタクスを考慮して形態から語になるレベルが求められる。語が文に、文章にと、その関係構成の成分になる日本語文法である。主格が主語であるか補語であるか、目的格が目的語であるか補語であるか、補語とは何についてのものか、その前提がある。
文には主語を必須とするという、その言い方には、文成立に成分の一つに主語があると説明するか、あるいは、文そのものは必ず主語が必須要素だと説明しているのか、その混同がある。
日本語の文は主語が必須の成分だと言っているわけではないとなると、文に主語が必須要素でなくなれば、それは文といわない、主語とも言わないという論理で、補語にするとなると、日本語の文の説明が異なってくる。
国語の文 説明 「何だ」 「どんなだ」 「どうする」 主語―述語
日本語の文 説明 「名詞文」 「形容詞文」 「動詞文」 補語―述語
>日本語の文の要素は?
文は以下5つの要素から成り立っています。
主語:何が・誰がなどを表す
述語:文末にあり、主語を詳しく説明する
修飾語:他の文節を詳しく説明する
接続語:前後の文や文節を繋ぐ働きをする
独立語:他の文節とは直接関係がない文節のこと
https://yosca.jp/technique/4961/
>文の5成分とは?
文の成分には「主語」「述語」「修飾語」「接続語」「独立語」があります。 それぞれ,文の中でどのようなはたらきを持っているかで見分けます。
【国語】文の成分の見分け方 | まなびQ&A - ベネッセ
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5分でわかる!文の要素(主語、目的語、補語、修飾語)
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今回のテーマは 文の要素(主語,目的語,補語,修飾語) についてです。 次の例題を通して勉強していくよ。 高校英語文法 5文型3・4の例題(1)(2).
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