jin‐ryu 神流と聞いて、神流とはならなかったが、町名にあるのは川の名前から、らしいが、聞いた途端には物流の語を連想してヒト、モノの扱いかと思った。
サイトを見て調べてみるとどうも造語のようである。それも時代的に、物流に対する用法であった。ただ物的流通について人的流通とした解釈をたしかに持ったか、それはわからない。
流通にあるのは物資のロジスティックの用語によって物流がとらえられてきたように、新しく、人的データの観測が行われて、語としての意味内容を物流の様にするA地点から Bt地点までの 用い方になって、人流となり、コロナ禍の現象をとらえている。
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全国うごき統計はソフトバンクの携帯電話基地局の仕組みを使用した新たな人流統計サービスです。日本全国の人流を24時間365日把握し解析することができます。
>位置情報を活用したビッグデータ 移動人口、滞在人口
>ロジスティクスとは、生産物(product)を生産者から消費者へ引き渡す
物流 - 国土交通省
>国土交通省では、我が国の経済成長と国民生活を持続的に支える「強い物流」を実現していくため、「総合物流施策大綱」に基づき、物流生産性の向上、物流分野における環境
したがって次の意見では、代替語を人の流れとするも、そのデータ上の解釈にまで及ぶかどうかである。
「人流」の語、やはり抑制すべきでは
2021年5月21日 2021年9月18日
https://mainichi-kotoba.jp/enq-344
>「人の流れ」の意味での「人流」は最近突然出てきたように思えますが、新型コロナウイルス感染拡大以前から一部で出ていた用語です。さかのぼると、運輸省(現国土交通省)の1988年の運輸白書に既に使用例が見つかりました。「運輸分野の協力は、物流及び人流の手段の整備」などとあります。昭和時代から使われていたとは意外ですが、官庁などの狭い範囲で用いられるにとどまっていました。
2017年の国土交通省の会議(社会資本整備審議会道路分科会第63回基本政策部会)では、「国土交通省では一般的に『人流』という言い方をしているのだろうか」という趣旨の外部委員の疑問があり、公に文書を出す際は 「人流・物流」を「人と物の流れ」、「人流・物流 拠点」を「交通・物流拠点」に修正したという記録が残っています。
やはり外部の目にとっては「人流」の語は異様に映ったようです。指摘されて初めてお役所言葉を改めるという、官僚の体質が表れているように思います。逆に言えば、今回は「そんな言葉は公式にはやめた方が」と進言する人がいなかったということでしょう。
(2021年05月21日)