現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

初めに文字ありき

2013-07-11 | 現代日本語百科2025
初めに言葉ありき、と言うのはヨハネの福音書にある。ありき、という古語の訳がわからなくなって、ネットサイトではその続きをまた知ろうとするようなことを訊いている。

いまふうには、初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった、ことばは神であった、となって、その解釈は次にあらわれる、この方は、初めに神とともにおられた、と言うところのようである。

英語訳はこの方を、The Word とする。 したがって、言葉とは人でもあったわけだが、神の子だったということになる。ことば そのものを解釈するわけである。ここには聖書の解釈から受け継がれているそうであるから、初めに言葉があったのは、物事の始まりが神の子にあるということである。

なぜこのようなことを言うか、信仰と教義に立ち入って誤読をしてはいけないと戒めつつ、日本語はこのような表現になるかと考えていたからだ。

初めに文字ありき、文字はことばとともにあり、文字はことばであった、と思っていたのは、文字を言葉そのものとみる、それを解釈すれば、文字は漢字である、となる。

初めに言があった、言は神と共にあった、言は神であった、というときの、言は神の子を表すから、この言は、初めに神と共にあった、と続くのは、どうなるか。

文字をうみだしたのは仮名文字のことでよいが、それはもたらされた漢字にあったのだから、続くところもあわせて、この文字は初めに漢字とともにあった、となるわけである。



太初に言あり、言は神と偕にあり、言は神なりき。
この言は太初に神とともに在り、萬の物これに由りて成り、
成りたる物に一つとして之によらで成りたるはなし。
之に生命あり、この生命は人の光なりき。
光は暗黒に照る、而して暗黒は之を悟らざりき。


ヨハネの福音書
www.anlwm.com/J-JOHN.htm‎
>1 初めに,ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。 2 この方は,初めに神とともにおられた。 3 すべてのものは,この方によって造つくられた。造られたもので,この方によらずにできたものは一つもない。 4 この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。 5 光は闇やみの中に輝かがやいている。やみはこれに打うち勝かたなかった。



In the beginning was the Word, and the Word was with God, and the Word was God. He was with God in the beginning.
(John 1:1,2)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。