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170 100点が満点だ

2013-07-06 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 825  その仕事は100点満点だ を、例題にしている。

ひもとく 日本「誤」百科 というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょう。ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって謝いたします。

「誤」百科 825  その仕事は100点満点だ を、例題にしている。
これはどこがおかしいかと聞いてみると誰も日本語がおかしいなどとは思わない。
フルマラソンを走る というか、42.195キロメートルのフルマラソンを走る というかどうかだろう。

コラムの解説では、100点満点 を慣用句の用法と見て、100点がすべて点数の上限でその満点を言うというような捉え方であるから、その仕事は満点だ とだけ言えばよいとしている。
満点が100点であることで、いろいろな場合に使われるので、それを指して、満点だけが適切なのだそうだ。

ところで、この文脈は、その仕事は50点満点だ、というような、その最高点を示しただけの表現である場合に使う言い方でもある。だから、点数は示されなくてはならない。例題のままに解説を見て、想定する点数を表わしただけであるとするなら、やはり、これはこのままでよいのである。



デジタル大辞泉の解説
まん‐てん 【満点】
1 規定の点数の最高点。また、それに達すること。「試験で―をとる」
2 申し分のないこと。非難すべきところがないこと。「栄養―」


大辞林 第三版の解説
まんてん【満点】
①試験などで,想定された最高の点数。誤りや失敗が全くない状態。 「 -をとる」
②満足できる状態であること。非常に良いこと。 「サービス-」


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