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成句、慣用句、定型句

2017-02-14 | 日本語文法文章論
句は語と語とが関係構成をして、語と文のあいだにある単位である。語の単位より、語が複合すると、できる単位であるが、それは句のほかに節があり、節が複合すると文となる。句と節が語から文の単位までに段階を見せる。文の要素に主語と述語をとらえると、句には主語を含まないもの、節には主語を含むものと見ることができて、それぞれ、文のなかで働くが、自立したまとまりを見せる。句は連語として見ることがあり、節は文に従属することがあるので、連句を構成していると見ることができる。ここで句を慣用句のように意味のまとまりをもって見ると、それには表現性を持った用法としての特徴が生まれる。主語を加えた表現性には慣用句がそのまま文として扱うことがあり、それは諺としている。諺に成語として扱うのは語が漢語由来の意味内容を持つものであるし、成句は文句と言われるように、成語に対して見れば日本由来の表現性が強いものである。慣用句を用い、成句を用い、それを文句にすれば、自立した文の要素となるから、そのまま意味内容を説明できるものとなる。なお、成句をイディオムとすると、句と句とを関係構成して文を表現的に扱う。慣用句とは、二語以上の単語が固く結びつき、全く異なる意味を持つものを指し、言語学的にはイディオム、また、慣用句は、会話や文章上で定型句として用いられるとする、ウイキペディアのように、解説が行われるのは、 idiomatic phrase としての扱いである。作文表現はしたがって、慣用句となるべく文の表現を工夫することであり、成句を用いれば、成語をちりばめる文表現の彩を持つことになる。


ウイキペディアより
>慣用句とは、二語以上の単語が固く結びつき、全く異なる意味を持つものを指し、言語学的にはイディオムと呼ばれる。慣用句は、会話や文章上で定型句として用いられる。
慣用句と諺(ことわざ)は混同されやすく、分類も困難であるため、諺と慣用句双方を掲載した辞典が多い。厳密には、諺は一つの文で独立語として成立し、格言、教訓や皮肉、物事の法則を含ませているものである(例『弘法も筆の誤り』『負けるが勝ち』『三日坊主』など)。そして品詞では名詞に区分される。
対して、慣用句とは独立した単語の複合により、異なった意味を持つようになった定型句であり、それらは通常、独立語、すなわち名詞として扱わない。たとえば、「舌の根の乾かぬうちに」という慣用句は、「舌(名詞)」+「の(助詞)」+「根(名詞)」+「の(助詞)」+「乾か(動詞の未然形)」+「ぬ(助動詞)」+「うち(名詞)」+「に(助詞)」で構成され、それぞれ異なる意味を持つ。それに対し、「舌の根の乾かぬうちに」で“先ほど口にした直後に”という意味を持つ慣用表現となり、この言葉の後には決まって前の文脈を否定する表現が来る。「足が出る」など動詞、形容詞、形容動詞を述語とする場合は会話や文章の状況に応じて活用することがある(ただし、『足下から鳥が発つ』などのように動詞で終わっても諺として分類されるものがある)。また、慣用句は諺のように教訓や格言として機能するものではなく、あくまで日常の行動や物事の状態などを面白おかしく表現したりしたものである。


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