原作の権利が映画会社に売られていて、58億円の収入を上げている、その一方で、作者の手元にはその権利売却の100万円だけだとか、そういうサイトを見ていると、海猿も映画で70億円を稼ぎ出していて、原作者には200万円だとかいう話が出てきて、改めてそうなんだ、と思ってしまった。
http://matome.naver.jp/odai/2136162769072278901
原作使用料とかいうそうだけれど、業界の常識らしい。
制作費用からすると、そんなもので、すまされている。
アイデア料というなら、それはまた、成功報酬とか、あってもよさそう。
原作掲載 コミックビーム
レーベル
ビームコミックス
発表期間
2008年2月号 - 2013年4月号
『コミックビーム』(エンターブレイン)にて2013年の月刊コミックビーム4月号まで連載。
映画の解説は、次のようである。
テルマエ・ロマエ : 作品情報 - 映画.com
eiga.com › 作品情報 - キャッシュ
解説
「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で実写映画化。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を学んでいく姿を描くコメディドラマ。生真面目な性格で古き良きローマの風呂文化を重んじる浴場設計師のルシウスは、ふとしたきっかけで現代日本にタイムスリップ。そこで出会った漫画家志望の真実ら「平たい顔族(=日本人)」の洗練された風呂文化に衝撃を受ける。古代ローマに戻りそのアイデアを用いた斬新な浴場作りで話題となったルシウスは、時の皇帝ハドリアヌスからも絶大な信頼を寄せられるようになるのだが……。映画オリジナルのヒロイン・真実を上戸彩が演じる。監督は「のだめカンタービレ」の武内英樹。興行収入59.8億円で2012年第2位の大ヒットを記録。阿部寛が第36回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。
THERMAE ROMAE
テルマエ・ロマエ フジテレビジョン 2012年度作品 原作・ヤマザキマリ 武内英樹・監督 武藤将悟・脚本 阿部寛・主演
題名は、ラテン語で「ローマの浴場」の意味であるが、原綴り、THERMAE ROMAE,
AEは、一文字である。映画作品は原作にないキャラクターが登場するとかで、コミック誌のほうは、わからない。漫画が原作でアニメになったりする場合は、それもあまり見ないのでわからないことなのだが、テレビドラマになった作品のその描き方に想像力の問題を感じることが多々あるのに対して、この作品は荒唐無稽であるだけに、そう思ってみてしまう。和風ローマの風呂物語りと思えば楽しい。DVDを買ったわけは・・・
この映画に出てくる、日本の大衆浴場で、桶を見ている主人公、ケロリンだと思った、それでDVDを手に入れたというわけである。
http://hlo.tohotheater.jp/images_net/movie/008984/GALLERY008984_5.jpg
温泉地に行って、この桶を見るたび、使うたび、といっても、その経験はそれほど多くはないのだが、ああ、まだこのデザインで使っているんだと感心して、思い出すことがある。
映画のストーリーとはかかわりないことなので、ここで記録するには、どうかと思うけれど、すこしばかり記す。
あの黄色のケロリン桶は、わたしの父が作っていたことがある。
それを今を去ること40数年近く前の記憶で言うと、桶の底の印刷技術こそが、製品化のポイントだったのだ、ということを傍目で見た。
丸ものに、球面上の印刷が可能になってきたころ、それは、こすれると消える、長時間には印刷の載りが悪い、また、どうしてもフィルム状の印刷面を張り付けるしかない桶底に、どのようにすれば湯の使用に耐えて印刷がはがれなくて済むか、まして湯桶の扱いは激しいので、桶そのものが消耗しやすいのである。
そこに登場したのが、特許となったキクプリントの技術だが、これは、焼き付ける方法なので、さらに熱可塑性には耐性の限度があった。つまり熱加減、火の入れ加減が難しい。
その適温を窯と格闘しながら、その温度を調整し焼き上げることのできる職人を、父が探し出したのだった。そして製品化は進んだ。いまの桶は透明度があるが、それは材質がよくなったからで、当初はポリプロピレンを使い、ともすれば、ひび割れを起こすこともあったが、よく温泉地用の風呂桶として使われるようになった。
それこそ、腰掛にもなった。
その後、温泉地、銭湯にあるケロリン桶は有名な宣伝グッズのようだ。
最初に作られたころは、まだがっちりしたデザインで、材質も異なったかと思うが、桶底に印刷する技術はそのころ開発されたまま、ケロリン文字もそのままだから、間違いなく、父が作っていた桶で、わたしはそれを運んでいた。
http://matome.naver.jp/odai/2136162769072278901
原作使用料とかいうそうだけれど、業界の常識らしい。
制作費用からすると、そんなもので、すまされている。
アイデア料というなら、それはまた、成功報酬とか、あってもよさそう。
原作掲載 コミックビーム
レーベル
ビームコミックス
発表期間
2008年2月号 - 2013年4月号
『コミックビーム』(エンターブレイン)にて2013年の月刊コミックビーム4月号まで連載。
映画の解説は、次のようである。
テルマエ・ロマエ : 作品情報 - 映画.com
eiga.com › 作品情報 - キャッシュ
解説
「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で実写映画化。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を学んでいく姿を描くコメディドラマ。生真面目な性格で古き良きローマの風呂文化を重んじる浴場設計師のルシウスは、ふとしたきっかけで現代日本にタイムスリップ。そこで出会った漫画家志望の真実ら「平たい顔族(=日本人)」の洗練された風呂文化に衝撃を受ける。古代ローマに戻りそのアイデアを用いた斬新な浴場作りで話題となったルシウスは、時の皇帝ハドリアヌスからも絶大な信頼を寄せられるようになるのだが……。映画オリジナルのヒロイン・真実を上戸彩が演じる。監督は「のだめカンタービレ」の武内英樹。興行収入59.8億円で2012年第2位の大ヒットを記録。阿部寛が第36回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。
THERMAE ROMAE
テルマエ・ロマエ フジテレビジョン 2012年度作品 原作・ヤマザキマリ 武内英樹・監督 武藤将悟・脚本 阿部寛・主演
題名は、ラテン語で「ローマの浴場」の意味であるが、原綴り、THERMAE ROMAE,
AEは、一文字である。映画作品は原作にないキャラクターが登場するとかで、コミック誌のほうは、わからない。漫画が原作でアニメになったりする場合は、それもあまり見ないのでわからないことなのだが、テレビドラマになった作品のその描き方に想像力の問題を感じることが多々あるのに対して、この作品は荒唐無稽であるだけに、そう思ってみてしまう。和風ローマの風呂物語りと思えば楽しい。DVDを買ったわけは・・・
この映画に出てくる、日本の大衆浴場で、桶を見ている主人公、ケロリンだと思った、それでDVDを手に入れたというわけである。
http://hlo.tohotheater.jp/images_net/movie/008984/GALLERY008984_5.jpg
温泉地に行って、この桶を見るたび、使うたび、といっても、その経験はそれほど多くはないのだが、ああ、まだこのデザインで使っているんだと感心して、思い出すことがある。
映画のストーリーとはかかわりないことなので、ここで記録するには、どうかと思うけれど、すこしばかり記す。
あの黄色のケロリン桶は、わたしの父が作っていたことがある。
それを今を去ること40数年近く前の記憶で言うと、桶の底の印刷技術こそが、製品化のポイントだったのだ、ということを傍目で見た。
丸ものに、球面上の印刷が可能になってきたころ、それは、こすれると消える、長時間には印刷の載りが悪い、また、どうしてもフィルム状の印刷面を張り付けるしかない桶底に、どのようにすれば湯の使用に耐えて印刷がはがれなくて済むか、まして湯桶の扱いは激しいので、桶そのものが消耗しやすいのである。
そこに登場したのが、特許となったキクプリントの技術だが、これは、焼き付ける方法なので、さらに熱可塑性には耐性の限度があった。つまり熱加減、火の入れ加減が難しい。
その適温を窯と格闘しながら、その温度を調整し焼き上げることのできる職人を、父が探し出したのだった。そして製品化は進んだ。いまの桶は透明度があるが、それは材質がよくなったからで、当初はポリプロピレンを使い、ともすれば、ひび割れを起こすこともあったが、よく温泉地用の風呂桶として使われるようになった。
それこそ、腰掛にもなった。
その後、温泉地、銭湯にあるケロリン桶は有名な宣伝グッズのようだ。
最初に作られたころは、まだがっちりしたデザインで、材質も異なったかと思うが、桶底に印刷する技術はそのころ開発されたまま、ケロリン文字もそのままだから、間違いなく、父が作っていた桶で、わたしはそれを運んでいた。