啓蟄は、地中の虫、戸を開くという言葉である。蟄居閉門の義あり、その様子を連想するか。蟄には、虫が地中にとじこもるというのが普通だが、蟄居屛息、チッキョヘイソクななどと、外出せず家の中で息をひそめて隠れていることだそうである。 また、外出を禁止して謹慎させた江戸時代の刑罰のことだと辞書にあるように、まるで、コロナ禍の自粛と、わが身を振り返る。気候に合わせて虫が出てくるなら、冬眠だの、土の中で冬ごもりする虫だのと、陽気を待つ頃あいだから、雨とともに気温が上がる。週末にかけて、雨もよいの予報である。
自宅の一室に謹慎すること。
蟄居、蟄居隠居、永蟄居の区別
ウイキペディアより
蟄居とは、中世から近世(特に江戸時代)武士または公家に対して科せられた刑罰のひとつで、閉門の上、自宅の一室に謹慎させるもの。