新社会人だけじゃない! 間違えやすい日本語ベスト7 All About4月20日(月)18時45分 という、ニュースである。トレンド、生活情報に分類される。解説はその通りだと思わせるようなのがあり、それは、もう少しと思わせるものもある。よく指摘される謙譲表現の、お~する お持ちしてください というのは、どうしてこのような言い回しになるのか、もってきてください と言えばいいのだが、そう言えないのであろうか、なぜか。お持ちください、となればいいのだろうか。耳障りは、耳に触る、との使い分けで、目障り、したざわり、というふうになってくると、はだざわり というのはいかがか。唖然とした、呆然とした、自失を説明したいのだろう。まんじりともせず、眠っていない状態なら、これでよいわけだが・・・世間ずれを、悪賢さだけに言うようになってしまっては、社会になれている、という意味がなくなる。いたせり これは類推の現象なのか、語呂合わせのつもりか、やぶさかなく、表現が現れる、となると、これは違うのかな
http://news.biglobe.ne.jp/trend/0420/aab_150420_8919492100.html
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次の言葉は、○×どちらでしょうか?
Q1. 「次回は、保険証をお持ちしてください」
Q2. 「あの曲は、耳ざわりの良い曲ですね」
Q3. 「突然の訃報に唖然とした」
Q4. 「まんじりともせず、数時間同じ姿勢だ」
Q5. 「いつも外れたことばかりで世間ずれしている」
Q6. 「至せり尽くせりの 充実した宿泊プラン」
Q7. 「にこやかでやぶさかでないという様子だった」
では、正解を見てみましょう。
□Q1. 「次回は、保険証をお持ちしてください」⇒×
これは、敬語の間違いです。「お持ちする」は、自分側の謙譲語の形です。ですから、相手の行為に用いるのは誤り。正しくは、「お持ちになってください」「お持ちください」など。
□Q2. 「あの曲は、耳ざわりの良い曲ですね」⇒×
「みみざわり」とは「耳障り」と書いて、聞いていて不愉快、耳障りだという意味。ですから、ここは言い換えるならば、「耳に心地よい曲」などの言い方が正しい。
□Q3. 「突然の訃報に唖然とした」⇒×
「唖然(あぜん)とは、驚きあきれて声も出ない様子を言います。声が出ない、言葉にならないことであっても、あきれることを指しますから、信じられない出来事に言葉を失ってしまう様子を述べるなら、正しくは「訃報に呆然とした」となります。
□Q4. 「まんじりともせず、数時間同じ姿勢だ」⇒×
「まんじりともせず」とは、少しも眠らない、一睡もしないでいるさまを指します。ですから、眠らず数時間そのままという意味で用いたのなら誤りではありませんが、「まんじりともせず」=「全く動かない」という意味で用いるのは誤り。動かない、動じないことを表すのならば、「微動だにしない」などが正しい。
□Q5. 「いつも外れたことばかりで世間ずれしている」⇒×
「世間ずれ」とは、実社会で苦労した結果、世間の裏に通じて悪賢くなるという意味を指します。ですから、「世の中の考え方から外れている」という意味で使うのは誤り。それを言うなら同じ外れでも「常識外れ」「非常識」「浮き世離れ」などが正しい。
□Q6. 「至せり尽くせりの 充実した宿泊プラン」⇒×
これは、意味の取り違えというよりも、言い間違いでしょう。正しくは、「至れり尽くせり(いたれりつくせり)」。
□Q7. 「にこやかでやぶさかでないという様子だった」⇒○
これは○、正解です。「やぶさかでない」とは「○○にはやぶさかでない」という形で、「それをするする努力を惜しまない、喜んでする」という意味を指します。反対に、やりたくもないのに仕方なくするという意味で使ってしまうことのないように注意しましょう。
http://news.biglobe.ne.jp/trend/0420/aab_150420_8919492100.html
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次の言葉は、○×どちらでしょうか?
Q1. 「次回は、保険証をお持ちしてください」
Q2. 「あの曲は、耳ざわりの良い曲ですね」
Q3. 「突然の訃報に唖然とした」
Q4. 「まんじりともせず、数時間同じ姿勢だ」
Q5. 「いつも外れたことばかりで世間ずれしている」
Q6. 「至せり尽くせりの 充実した宿泊プラン」
Q7. 「にこやかでやぶさかでないという様子だった」
では、正解を見てみましょう。
□Q1. 「次回は、保険証をお持ちしてください」⇒×
これは、敬語の間違いです。「お持ちする」は、自分側の謙譲語の形です。ですから、相手の行為に用いるのは誤り。正しくは、「お持ちになってください」「お持ちください」など。
□Q2. 「あの曲は、耳ざわりの良い曲ですね」⇒×
「みみざわり」とは「耳障り」と書いて、聞いていて不愉快、耳障りだという意味。ですから、ここは言い換えるならば、「耳に心地よい曲」などの言い方が正しい。
□Q3. 「突然の訃報に唖然とした」⇒×
「唖然(あぜん)とは、驚きあきれて声も出ない様子を言います。声が出ない、言葉にならないことであっても、あきれることを指しますから、信じられない出来事に言葉を失ってしまう様子を述べるなら、正しくは「訃報に呆然とした」となります。
□Q4. 「まんじりともせず、数時間同じ姿勢だ」⇒×
「まんじりともせず」とは、少しも眠らない、一睡もしないでいるさまを指します。ですから、眠らず数時間そのままという意味で用いたのなら誤りではありませんが、「まんじりともせず」=「全く動かない」という意味で用いるのは誤り。動かない、動じないことを表すのならば、「微動だにしない」などが正しい。
□Q5. 「いつも外れたことばかりで世間ずれしている」⇒×
「世間ずれ」とは、実社会で苦労した結果、世間の裏に通じて悪賢くなるという意味を指します。ですから、「世の中の考え方から外れている」という意味で使うのは誤り。それを言うなら同じ外れでも「常識外れ」「非常識」「浮き世離れ」などが正しい。
□Q6. 「至せり尽くせりの 充実した宿泊プラン」⇒×
これは、意味の取り違えというよりも、言い間違いでしょう。正しくは、「至れり尽くせり(いたれりつくせり)」。
□Q7. 「にこやかでやぶさかでないという様子だった」⇒○
これは○、正解です。「やぶさかでない」とは「○○にはやぶさかでない」という形で、「それをするする努力を惜しまない、喜んでする」という意味を指します。反対に、やりたくもないのに仕方なくするという意味で使ってしまうことのないように注意しましょう。