0419 韓国船急旋回か
標準家庭の電気代8225円に 来月から 中部電力値上げ認可 中日新聞記事、見出しである。
リードには、中部電力は十八日、政府の認可を受け、家庭向け電気料金を五月一日から平均3・77%値上げすると発表した、とある。20140419
囲み解説に、消費増税とダブルパンチ 657円負担増、とある。
左中段にある見出しは、当局、船長らの逮捕状請求 乗客遺したま真脱出 とある。
記事には、韓国南西部、珍島(チンド)沖の大型フェリー「セウォル号」沈没事故で、韓国軍などの救助作業は十八日午後、潜水士が発生から三日目で初めて船内に入り、行方不明者の捜索を始めた。救出作業の一方で、検察当局と海洋警察の合同捜査本部は、乗客を避難させずに船を脱出したとして、特定犯罪加重処罰法違反などの疑いで船長(69)の逮捕状を請求し、事故原因の捜査を本格化させた、とある。
記事の中見出しに、生存者優先 クレーン使えず とある。4/19
北西太平洋の調査捕鯨、縮小し継続 北太平洋、頭数4割超減、とある。
記事には、政府は十八日、日本が北西太平洋で行う調査捕鯨をクジラの捕獲頭数を四割以上減らした上で二〇一四年度も継続すると発表した、とある。20140419
韓国沈没船内に3遺体 船長ら3容疑者を逮捕 中日新聞記事、見出しである。20140419 夕刊
記事には、韓国南西部、珍島(チンド)沖の大型フェリー「セウォル号」沈没事故で、韓国検察と海洋警察の合同捜査本部は十九日、操船を誤って沈没させ、乗客を死亡させたとして、遺棄致死や業務上過失致死などの疑いで、沈没船のイ・ジュンソク船長(68)と女性三等航海士(25)、男性操舵(そうだ)手(55)の三容疑者を逮捕した、とある。
中日春秋
2014年4月19日
新天地に切り開かれた町マコンドは、不思議な病気に襲われた。伝染性の不眠症だ
病人は不眠に慣れるにつれ、より危険な症状にさいなまれるようになる。まず幼年時代の思い出がその脳裏から消え、次に人や物の名が消えていく
失(う)せゆく記憶を補うため、町中の物に名が記されるようになる。<机><壁><時計><牝牛(めうし)>…。しかしついには名を思い出せても、用途を思い出せないようになる。牝牛にこんな札がぶら下げられる。<コレハ牝牛デアル。乳ヲ出サセルタメニハ毎朝シボラナケレバナラナイ…>
全世界で三千万部を超えたベストセラー『百年の孤独』(鼓直(つづみただし)訳、新潮社)の一場面だ。記憶力を失ったマコンドの人々は、書かれた言葉の意味が忘れられれば消えうせてしまうような、はかない現実を生きることになる
言葉とは何か、記憶とは何か。深層心理まで揺さぶるような名作を生んだノーベル賞作家、ガルシア・マルケス氏が、八十七歳で逝った。作家の弟は二年前、こう明かしていた。「彼は記憶力に問題を抱えている。うちの家系は認知症にかかりやすいのだ」
記憶を失い、筆を執ることをやめた作家の頭の中で、どんな物語が明滅していたのか。それは知る由もないが、彼の書いた物語の数々はいつまでも読み継がれるだろう。幻の町マコンドは、人々の想像力によって、存在し続けるはずだ。
標準家庭の電気代8225円に 来月から 中部電力値上げ認可 中日新聞記事、見出しである。
リードには、中部電力は十八日、政府の認可を受け、家庭向け電気料金を五月一日から平均3・77%値上げすると発表した、とある。20140419
囲み解説に、消費増税とダブルパンチ 657円負担増、とある。
左中段にある見出しは、当局、船長らの逮捕状請求 乗客遺したま真脱出 とある。
記事には、韓国南西部、珍島(チンド)沖の大型フェリー「セウォル号」沈没事故で、韓国軍などの救助作業は十八日午後、潜水士が発生から三日目で初めて船内に入り、行方不明者の捜索を始めた。救出作業の一方で、検察当局と海洋警察の合同捜査本部は、乗客を避難させずに船を脱出したとして、特定犯罪加重処罰法違反などの疑いで船長(69)の逮捕状を請求し、事故原因の捜査を本格化させた、とある。
記事の中見出しに、生存者優先 クレーン使えず とある。4/19
北西太平洋の調査捕鯨、縮小し継続 北太平洋、頭数4割超減、とある。
記事には、政府は十八日、日本が北西太平洋で行う調査捕鯨をクジラの捕獲頭数を四割以上減らした上で二〇一四年度も継続すると発表した、とある。20140419
韓国沈没船内に3遺体 船長ら3容疑者を逮捕 中日新聞記事、見出しである。20140419 夕刊
記事には、韓国南西部、珍島(チンド)沖の大型フェリー「セウォル号」沈没事故で、韓国検察と海洋警察の合同捜査本部は十九日、操船を誤って沈没させ、乗客を死亡させたとして、遺棄致死や業務上過失致死などの疑いで、沈没船のイ・ジュンソク船長(68)と女性三等航海士(25)、男性操舵(そうだ)手(55)の三容疑者を逮捕した、とある。
中日春秋
2014年4月19日
新天地に切り開かれた町マコンドは、不思議な病気に襲われた。伝染性の不眠症だ
病人は不眠に慣れるにつれ、より危険な症状にさいなまれるようになる。まず幼年時代の思い出がその脳裏から消え、次に人や物の名が消えていく
失(う)せゆく記憶を補うため、町中の物に名が記されるようになる。<机><壁><時計><牝牛(めうし)>…。しかしついには名を思い出せても、用途を思い出せないようになる。牝牛にこんな札がぶら下げられる。<コレハ牝牛デアル。乳ヲ出サセルタメニハ毎朝シボラナケレバナラナイ…>
全世界で三千万部を超えたベストセラー『百年の孤独』(鼓直(つづみただし)訳、新潮社)の一場面だ。記憶力を失ったマコンドの人々は、書かれた言葉の意味が忘れられれば消えうせてしまうような、はかない現実を生きることになる
言葉とは何か、記憶とは何か。深層心理まで揺さぶるような名作を生んだノーベル賞作家、ガルシア・マルケス氏が、八十七歳で逝った。作家の弟は二年前、こう明かしていた。「彼は記憶力に問題を抱えている。うちの家系は認知症にかかりやすいのだ」
記憶を失い、筆を執ることをやめた作家の頭の中で、どんな物語が明滅していたのか。それは知る由もないが、彼の書いた物語の数々はいつまでも読み継がれるだろう。幻の町マコンドは、人々の想像力によって、存在し続けるはずだ。