対とリフレインの、リフレイン形式とは、楽曲の形式、歌や詩、文章などで同一句による繰り返し表現、その歌い上げる妙である。ありのまま、自然のままである。
八隅知之 我大王乃
朝庭 取撫賜
夕庭 伊縁立之
御執乃 梓弓之 奈加弭乃 音為奈利
朝猟尓 今立須良思
暮猟尓 今他田渚良之
御執<能> <梓>弓之 奈加弭乃 音為奈里
玉尅春 内乃大野尓 馬數而
朝布麻須等六 其草深野
やすみしし 我(わ)が大君(おほきみ)の 朝(あした)には 取(と)り撫(な)でたまひ 夕(ゆふへ)には い寄り立たしし みとらしの 梓(あづさ)の弓の 中弭(なかはず)の 音すなり 朝狩(あさがり)に 今立たすらし 夕狩(ゆふがり)に 今立たすらし みとらしの 梓の弓の 中弭の 音すなり(万3)
反歌(はんか)
たまきはる 宇智の大野(おほの)に 馬並(な)めて 朝(あさ)踏(ふ)ますらむ その草深野(くさぶかの)(万4)