現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

死まであと、死してなお

2020-03-24 | ほんとうのところは

100日目、物語は、生きる、という語で締めくくっていた。そして101日目にあらたな投稿でネットサイトは炎上した。桜の満開が印象的だったから、物語なんだから、作者はラストを決めた絵がらに思いを託したのだろう、それを言うときにはすでに、次の展開があった、というだけのことに過ぎない。しかし、SNSのファンはそう受け止めてはいなかった、そう、というのは漫画のコマの一つ一つにに、知らず知らずに、フィクションに自らを投影して感情を移入し感動に没入してしまったから、次の展開はもうない。死んでほしくはなかったけれど時限には争えない。何しろグループで4コマ漫画を鑑賞して解釈を議論する若者たちが人生を議論していたりしたのである。それで何が起こったというのか、炎上したのは作者による告知があったという、その告知に燃え上がってしまって、現実世界のありありとした、それこそ現実に引き戻されたのである。それを記事にした、大仰にも、評論家のツイッターまで引いて、多分そうだろうと思うのは、記事はそこから有料サイトになるので著作権を言う新聞社の公開した部分の転載、転載引用で知る限り、騒いだメディアの尻切れである。もちろん有料記事を読む人には同じだったかどうかわからない。書籍化決定という告知が、一人で胸にしまい込もうとした読者を評論家までが何をかいわんや、正当に作者の思いを受け止めてやれよと、ちゃちゃを混ぜ返したくなる。


https://www.asahi.com/articles/ASN3N6WWCN3NUTFL002.html?ref=huffpostjp
「100日後に死ぬワニ」結末に大反響 識者はどうみる
有料会員限定記事
中村靖三郎
2020年3月20日 22時51分

https://www.asahi.com/articles/ASN3P6SJYN3PUCVL006.html?ref=mor_mail_topix1
101日後に炎上したワニ 評論家が指摘する後味の悪さ
有料会員限定記事
加藤勇介
2020年3月21日 21時10分
> 「100日後に死ぬワニ」は、漫画家でイラストレーターのきくちゆうきさんが昨年12月12日から自身のツイッターで連載を始めた4コマ漫画。主人公のワニのほのぼのとした日常を描きながら、漫画の末尾では「死まであと○日」とカウントダウンが進むギャップで反響が広がり、きくちさんのツイッターのフォロワーは増え続けて200万人を突破した。
 100日目を迎えた20日夜に完結し、「マジ泣けた」「最後まで素敵なワニでした。ありがとう」などと感想が飛び交ったが、完結と前後して発表された告知が批判を集めた。
 書籍化決定、映画化決定、グッズ販売やイベント開催も、といった内容。個人のツイッターアカウントから始まった漫画の大がかりな展開に、全ては広告会社が裏で仕組んでいたのではという見方が広がり、21日には「電通案件」という言葉がツイッターでトレンド入り。「ワニはステマ(ステルスマーケティング)」「怒濤(どとう)のメディア展開されると冷めた目で見てしまう」と、感動から一転して否定的な意見が次々に投稿された。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASN3P6SJYN3PUCVL006.html
101日後に炎上したワニ 「電通案件」否定、作者は涙の釈明
2020/03/21 21:10
>「電通案件」否定、作者は涙の釈明
 書籍化決定、映画化決定、グッズ販売やイベント開催も、といった内容。個人のツイッターアカウントから始まった漫画の大がかりな展開に、全ては広告会社が裏で仕組んでいたのではという見方が広がり、21日には「電通案件」という言葉がツイッターでトレンド入り。「ワニはステマ(ステルスマーケティング)」「怒濤(どとう)のメディア展開されると冷めた目で見てしまう」と、感動から一転して否定的な意見が次々に投稿された。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。