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主語を示す  日本語の文法について その6

2013-04-23 | 日本語文法
主語を示す  日本語の文法について その6

文法用語に主語を用い、加えて主題、主格という。文に主語があるという説明から文にある主格が主語であると言われ、主格はどうか、日本語ではわかりにくい。主格は語にあるとするのがよいが、日本語の膠着語の現象のため説明が行われなくなったようである。それに話題、題目と言った主題があるということになると、その主題はどうかとなってくる。

主語を文の要素とするとらえ方は語の自立を見る。語の構成とそれに格変化を含める自立性についてみると、日本語の主語の要素に語形変化がないとすることになる。国語の規定では、語形変化をしない、主語になることがある、これが品詞分類でとらえる名詞である。主格が語にあるかどうかは第1の格を名詞の語形変化に求めたとらえ方である。

主語を文に規定する、主格を語に規定する、主題は何に規定するか、それは文章にとなれば日本語文法は考えやすくなる。ただ文法は文の単位を規定するものとしての考え方が長く行われてきたので、文についての文法にさらに文章についての文法論議が必要である。とすると語についての文法があるかとなるとそれは語法というとらえ方もしてきた。

文法は語法であり句法であり文章法である。その違いは文を捉えての文法の考え方が出来る前には語法と句法がおこなわれ文章法もまたあったのであるが法則のとらえ方のそれぞれをあきらかにするためにも言語に統一した考え方を定義して文法としてきた経緯がある。
主語述語を捉えるのはその文法にあるのは当然で日本語にあてはまる。

国語では文の主語をはじめ述語修飾語独立語の4つを文の成分とした。接続、並立、補助を考える場合もある。修飾語は被修飾語を要するのでそれを加えることもできる。文の成分というとらえ方は要素と同じようなとらえ方だと考えてよいが要素成分だとすると述語は述語動詞また動詞だけでよい。すると国語の修飾語を名詞にみて文の要素として目的語としたり補語としたりすることがある。

主格については国語の膠着語としての現象を見るので格助詞が分出してその分析を受けてが格といったりする。これは日本語学習者に語形を明示して ~が の付くものを動詞との対応で説明する。その名詞が文の主語となるときである。~に~が存在文となって表わされるときが主語の要素としてわかりよい。

文の要素 - Mt. English Project   mep.papiko.com/index.php?文の要素
主部の中の主語(S)/述部の中の動詞(V)/目的語(O)/補語(C)を、文を構成する主な要素として文の要素(Elements of a Sentence)と呼ぶ。 どの語句がどの文の要素になるかは、その語句が果たす品詞的役割によって決定する。

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