丁寧 ます
所謂「謙譲語の丁寧語化」https://dwcla.repo.nii.ac.jp › ...
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ド:謙譲語 丁寧語 敬語史 マラスル 文法化. はじめに. 日本語における敬語法の通時的展開のトピックの一つとして、. (-). 中世期を端緒とする、所謂「謙譲語の丁寧語 ...
所謂「謙譲語の丁寧語化」について ー「尊者定位重視」の敬語から「自己定位重視」の敬語へ
森山由紀子
まいらす
まらする
まっする
まする
ます
まらする
助動詞
>語の歴史 室町時代から用いられ、のち「まっする」↓「まする」を経て「ます」となり、現代語に続く。
出典:学研全訳古語辞典
まら・する の解説
[動サ下二・サ変]《「まいらす」の連体形「まいらする」の音変化。連用形に「まらし」の形も現われ、サ行変格活用としても用いられ、終止形も「まらする」が普通となった》
[補説]古くは下二段型、のち連用形「まらし」が生じ、サ変型の活用に移った。中世後期以降、1の用法はみられなくなり、意味も近世以降、2㋑がもっぱらとなる。また、2の用法は「まっする」から「まする」「ます」となり、現代語の「ます」につながる。2を助動詞とする説もある。
出典:デジタル大辞泉
まらする
《助動詞》〔活用(=)まらせ-まらし-まらする-まらする-まらすれ-まらせよ〕{動詞の連用形につく}動詞「参らする」から変化してできた形と言われる。もっぱら室町時代ごろ用いられた。
この助動詞がついた動詞の表す動作を受ける人に対する敬意を表す。お…いたす。…申し上げる。
相手に対する丁寧・謙譲の意を表す。…ます。
出典:学研国語大辞典