0301
短期就活戦線スタート 初の3月解禁 中日新聞トップ記事、見出しである。20150301
リードには、
二〇一六年春に卒業を予定する大学三年生らを対象とした主要企業の会社説明会が三月一日に解禁され、就職活動が本格化する、
とある。
>就職活動の日程をめぐっては「現行では学業に支障が出ている」などとして、政府が経済界に繰り下げを要請。経団連が採用活動の指針で、会社説明会は三年生の十二月から三月に、面接などの選考は四年生の四月から八月に、それぞれ解禁時期を変更した。
海外の大学卒業は六月ごろが多く、新日程は帰国した留学生が面接などに間に合う。一方、正式内定は十月一日に据え置かれた。経団連に加盟していない外資系企業などでは採用活動が既に始まっている。
記事見出しに、内定へ新ツール活用 とある。
>
就活が短期決戦となったことで、就活動画サイトや企業への応募書類(エントリーシート)の作成代行など、新しい“就活ツール”への注目が高まっている。
就活期間が短くなると、志望企業の面接日程が重なり、「受けたい企業なのに受験できない」といった学生の増加が予想される。企業にとっても、優秀な学生を短期間で効率的に採用しなければならない。
こうした中、学生と企業の双方から人気を集める就活ツールが、自己PR動画を投稿できる就活サイト「レクミー」だ。
レクミーでは、学生が自己PR動画を「自分撮り」してサイトに投稿。企業は関心を持った学生に連絡を取り、採用試験への応募を促すことができる。学生は表現力をアピールでき、複数の企業に別々にエントリーする手間も省ける。企業にとっては、文章で伝わらない人柄や雰囲気が垣間見える長所がある。
運営会社「リーディングマーク」(東京)によると、二〇一三年十一月の運営開始以来、利用企業は約二百社、登録学生は一万五千人超に上る。同社の富川蓉子(ようこ)プロダクト統括部マネージャー(29)は「学生は今期中に三万人を超え、今後も増加する」と見込む。
短期決戦に備え、エントリーシートの作成代行を業者へ依頼する学生も増えている。
「M&Nコンサルティング」(さいたま市)では、代行を一万九千八百円(八百字以内、税別)で引き受けているが、今年はすでに約三十人から申し込みがあった。例年を上回るペースで、二月以降は問い合わせも急増しているという。中谷充宏代表(47)は「採用期間が短くなったことで、面接回数が減る中、失敗しながら修正していくという従来の就活は難しくなっているのでは」と指摘する。
見出しに、77%の自治体が消滅懸念 首長アンケ、人口減対策に「財源を」 とある。20150301 朝刊
記事には、
人口減少を食い止めるための国の取り組みとして、自治体首長が地方財源の拡充を最も強く要望していることが、共同通信社が二十八日までに実施した全国アンケートで分かった、
とある。
nikkeiより。
1面
保育・医療 特区で規制緩和
保育所、都市の公園に/外国人医師、診療所で勤務
政府は国家戦略特区(総合・経済面きょうのことば)で実施する保育・医療分野の追加規制緩和策を固めた。都市部の公園に保育所を設置できるようにして、首都圏で深刻な待機児童問題の緩和につなげる。医師不足が進む地方の要望に応え、温泉地などの小規模な診療所でも外国人の医師が働けるようにする。特区での特色ある規制緩和を通じ、女性の社会進出や外国人観光客受け入れの環境を整え、成長戦略を進める。…続き
中国、追加利下げ 0.25% 3カ月ぶり、景気下支え
ダイハツ、東風に低燃費エンジン 中国環境規制にらむ
働きかたNext 常識を疑え(3)地方では即1軍 豊かさ・充実感…若者移る
春秋
命の次に大事なものは何だろう。お金か、名誉か、思い出の品か。福島県相馬市の漁師にとって、それは自分の漁船だった。東日本大震災の日、津波で陸
中日春秋
2015年3月1日
少年の世界は「暴力」が支配している。過言ではない。大人の男は程度の差はあれ、経験しているはずなのだが、忘れてしまう。たぶん、記憶にとどめたくない経験なのだろう。忘れたがっている。自分はそんなことはなかったという方もいるか。それは運が良かっただけなのだ
川崎市の中学一年生の上村遼太君が殺された。上村君が付き合いをやめたがっていたグループの少年三人が逮捕された。事実解明を待たねばならないが、首を刺された揚げ句、寒空に衣服を脱がされ放置されたという新聞記事の文字が目に、胸に突き刺さる
現場となった河川敷。被害者とは縁もゆかりもない方も足を運んでいる。大人として救えなかったことが申し訳なく、苦しいのであろう
暴力があふれる少年期に、運の悪い子は餌食にされ、孤独な戦いを強いられる。誰にも相談できない。報復も怖い。勇気とは自分で解決することと勘違いもする。親や友人も心配させたくない。優しい子ほど、黙り込んでしまう
少年期の野蛮な行為にわれわれは寛容すぎたのではないか。「やんちゃな時期」などというふざけた言葉に免罪符は絶対にやれぬ
あらゆる暴力から子どもを守る。大人の責任である。少年期に誰かによって、殺されることなく生き延びた大人は暴力や脅迫に怯(おび)えた日を思い出すべきである。上村君はあの時の私やあなたである。
短期就活戦線スタート 初の3月解禁 中日新聞トップ記事、見出しである。20150301
リードには、
二〇一六年春に卒業を予定する大学三年生らを対象とした主要企業の会社説明会が三月一日に解禁され、就職活動が本格化する、
とある。
>就職活動の日程をめぐっては「現行では学業に支障が出ている」などとして、政府が経済界に繰り下げを要請。経団連が採用活動の指針で、会社説明会は三年生の十二月から三月に、面接などの選考は四年生の四月から八月に、それぞれ解禁時期を変更した。
海外の大学卒業は六月ごろが多く、新日程は帰国した留学生が面接などに間に合う。一方、正式内定は十月一日に据え置かれた。経団連に加盟していない外資系企業などでは採用活動が既に始まっている。
記事見出しに、内定へ新ツール活用 とある。
>
就活が短期決戦となったことで、就活動画サイトや企業への応募書類(エントリーシート)の作成代行など、新しい“就活ツール”への注目が高まっている。
就活期間が短くなると、志望企業の面接日程が重なり、「受けたい企業なのに受験できない」といった学生の増加が予想される。企業にとっても、優秀な学生を短期間で効率的に採用しなければならない。
こうした中、学生と企業の双方から人気を集める就活ツールが、自己PR動画を投稿できる就活サイト「レクミー」だ。
レクミーでは、学生が自己PR動画を「自分撮り」してサイトに投稿。企業は関心を持った学生に連絡を取り、採用試験への応募を促すことができる。学生は表現力をアピールでき、複数の企業に別々にエントリーする手間も省ける。企業にとっては、文章で伝わらない人柄や雰囲気が垣間見える長所がある。
運営会社「リーディングマーク」(東京)によると、二〇一三年十一月の運営開始以来、利用企業は約二百社、登録学生は一万五千人超に上る。同社の富川蓉子(ようこ)プロダクト統括部マネージャー(29)は「学生は今期中に三万人を超え、今後も増加する」と見込む。
短期決戦に備え、エントリーシートの作成代行を業者へ依頼する学生も増えている。
「M&Nコンサルティング」(さいたま市)では、代行を一万九千八百円(八百字以内、税別)で引き受けているが、今年はすでに約三十人から申し込みがあった。例年を上回るペースで、二月以降は問い合わせも急増しているという。中谷充宏代表(47)は「採用期間が短くなったことで、面接回数が減る中、失敗しながら修正していくという従来の就活は難しくなっているのでは」と指摘する。
見出しに、77%の自治体が消滅懸念 首長アンケ、人口減対策に「財源を」 とある。20150301 朝刊
記事には、
人口減少を食い止めるための国の取り組みとして、自治体首長が地方財源の拡充を最も強く要望していることが、共同通信社が二十八日までに実施した全国アンケートで分かった、
とある。
nikkeiより。
1面
保育・医療 特区で規制緩和
保育所、都市の公園に/外国人医師、診療所で勤務
政府は国家戦略特区(総合・経済面きょうのことば)で実施する保育・医療分野の追加規制緩和策を固めた。都市部の公園に保育所を設置できるようにして、首都圏で深刻な待機児童問題の緩和につなげる。医師不足が進む地方の要望に応え、温泉地などの小規模な診療所でも外国人の医師が働けるようにする。特区での特色ある規制緩和を通じ、女性の社会進出や外国人観光客受け入れの環境を整え、成長戦略を進める。…続き
中国、追加利下げ 0.25% 3カ月ぶり、景気下支え
ダイハツ、東風に低燃費エンジン 中国環境規制にらむ
働きかたNext 常識を疑え(3)地方では即1軍 豊かさ・充実感…若者移る
春秋
命の次に大事なものは何だろう。お金か、名誉か、思い出の品か。福島県相馬市の漁師にとって、それは自分の漁船だった。東日本大震災の日、津波で陸
中日春秋
2015年3月1日
少年の世界は「暴力」が支配している。過言ではない。大人の男は程度の差はあれ、経験しているはずなのだが、忘れてしまう。たぶん、記憶にとどめたくない経験なのだろう。忘れたがっている。自分はそんなことはなかったという方もいるか。それは運が良かっただけなのだ
川崎市の中学一年生の上村遼太君が殺された。上村君が付き合いをやめたがっていたグループの少年三人が逮捕された。事実解明を待たねばならないが、首を刺された揚げ句、寒空に衣服を脱がされ放置されたという新聞記事の文字が目に、胸に突き刺さる
現場となった河川敷。被害者とは縁もゆかりもない方も足を運んでいる。大人として救えなかったことが申し訳なく、苦しいのであろう
暴力があふれる少年期に、運の悪い子は餌食にされ、孤独な戦いを強いられる。誰にも相談できない。報復も怖い。勇気とは自分で解決することと勘違いもする。親や友人も心配させたくない。優しい子ほど、黙り込んでしまう
少年期の野蛮な行為にわれわれは寛容すぎたのではないか。「やんちゃな時期」などというふざけた言葉に免罪符は絶対にやれぬ
あらゆる暴力から子どもを守る。大人の責任である。少年期に誰かによって、殺されることなく生き延びた大人は暴力や脅迫に怯(おび)えた日を思い出すべきである。上村君はあの時の私やあなたである。