単発のライブ、それは音合わせのためしであった言葉、ギグ gig 辞書の解説には、演奏会やパフォーマンスと見える。そのギグを用いて、ギグエコノミーとなる用語は、中日新聞コラム視座、浜矩子さんによると、お座敷芸人経済となる。あるいは、渡り職人経済とも呼ぶそうであるが、いつものことのよう、その適不適が気になる用語である。経済の現象にとらえる仕事の請負、働き方のスタイルはその受け取り方で、ギグであるかどうかはインターネット社会のこれからのことにもなる。お座敷芸が一発芸であるとするのは、お座敷の違いによるし、渡り職人には、専門職がある技量の担い手でもある。そこで、その論評における内容はどうかというと。ネット検索で2015年に書かれた記事を読む。>2015/08/02 13:17 IT業界の新流行語「ギグ・エコノミー」とは何か? そこに現れたのは、便利屋のこと、紹介料をとられるビジネスであったから、ギグエコノミーに当てる焦点が、ア座敷芸の一文とは異なった。
IT業界の新流行語「ギグ・エコノミー」とは何か? | Forbes JAPAN ...
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2015/08/02 - このところ米国のメディアで頻繁に使われるようになったのが「ギグ・エコノミー(gig economy)」という言葉。バンドの単発のライブを「ギグ」と呼ぶが、ネットを通じて入ってくる単発の仕事を請け負うことを総称して「ギグ・エコノミー」という用.
ギグエコノミーの担い手たち: 日本経済新聞
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2019/09/09 - 場所や時間を選ばない働き方は、埋もれた時間や能力に価値をもたらす。一方、弱い立場で低賃金に悩み、待遇の悪化に苦しむ人もいる。新しい働き方がもたらす経済は「ギグエコノミー」と呼ばれる。担い手たちは、何を感じているのか。
ギグエコノミー(Gig Economy)は、インターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方や、それによって成り立つ経済形態のことをいいます。これは、2015年頃から米国のメディアで頻繁に使われるようになった用語で、ネット仲介で配車サービスの運転手になったり、ネット経由で企業からデザインやサイト制作、コンテンツ制作、便利屋サービスなどを受注したりというように、非正規労働で一回一回仕事を請け負う就業形態の広がりを指します。
ギグエコノミーとは|金融経済用語集 - iFinance-金融情報サイト
https://www.ifinance.ne.jp › glossary › global › glo240
>一般にギグエコノミーは、個人の働き方が多様化した一つの形態であり、仕事の仲介業者(プラットフォーム提供者)は、専門能力を有する人間が特定の組織に縛られることなく仕事を見つけるのを容易にすると同時に、発注側のコスト引下げにも役立つと主張しています。その一方で、受注者側には、働き方に自由があるものの、安定した待遇や労働者保護の仕組みなどで問題があると主張する人も多いです。また、専門能力の優劣により、収入面や受注面において大きな格差も生じています。
なお、本用語の「ギグ(gig)」とは、元々はジャズやロックなどで、それほど親しいわけではないミュージシャン同士が、音合わせを兼ねて、その場限りの演奏(単発ライブ)を試しにやってみることを意味し、それが転用されて「単発の仕事」という意味で広く使われるようになったそうです。
<米国のギグエコノミーの代表例>
・UBER(ウーバー):配車サービス
・TaskRabbit(タスクラビット):便利屋サービス
・Airbnb(エアビーアンドビー):宿泊施設仲介
・BreezeWorks:ビジネス管理アプリ
・Amazon Home Services:家まわりのメンテナンスサービス