ことことし
こと こと し 事々し、事々しいである。ことことしげ おおげさなようすである。ことことしさ という言い方もあった。
日本国語大辞典
ことごと‐し・い 【事事】〔形口〕ことごとし〔形シク〕(古くは「ことことし」)
おおげさである。大層である。ぎょうさんらしい。ものものしい。
*元永本古今〔905~914〕雑体・一〇一六「秋の野になまめきたてる女郎花あなことことし花も一時〈遍昭〉」
ものものしいさま。ぎょうさんなさま。
*源氏〔1001~14頃〕澪標「かの、賀茂の瑞垣恨みし右近のせうも、靫負になりて、ことことしげなる随身具したる蔵人なり」
おおげさであること。ぎょうさんなこと。また、その度合。
*日葡辞書〔1603~04〕「Cotocotoxisa (コトコトシサ)」
こと こと し 事々し、事々しいである。ことことしげ おおげさなようすである。ことことしさ という言い方もあった。
日本国語大辞典
ことごと‐し・い 【事事】〔形口〕ことごとし〔形シク〕(古くは「ことことし」)
おおげさである。大層である。ぎょうさんらしい。ものものしい。
*元永本古今〔905~914〕雑体・一〇一六「秋の野になまめきたてる女郎花あなことことし花も一時〈遍昭〉」
ものものしいさま。ぎょうさんなさま。
*源氏〔1001~14頃〕澪標「かの、賀茂の瑞垣恨みし右近のせうも、靫負になりて、ことことしげなる随身具したる蔵人なり」
おおげさであること。ぎょうさんなこと。また、その度合。
*日葡辞書〔1603~04〕「Cotocotoxisa (コトコトシサ)」