ごんご、読み方がむずかしいようだが、この語の由来を知ることにもなる。
仏教用語とする。
この語の意味を知ると、その使い方、用法に注意することになる。
道断を、言うを断つ、と読むからである。
そのために、言語に絶する、と言うのを拡大義としてしまう。
そして、あまりに甚しくて言葉では言い表せない、などと解釈する。
ひどいさまをさすようになっているようである。
本来に、ごんご、この語がもつ意味内容は、辞書の、言語道断の略、甘露の味はひ満ち満ちて、―えこらへぬ酒なり〈伽・蛤の草紙〉とあるのは、その例証とするか、言葉の奥にあるものをとらえるか、ということなのであろう。
言語についてのとらえ方による。
いま、げんご、そして、げんぎょ、さらには、ごんご、としてたどるならば、言語そのものの変遷をも思わせる。
惨事、悲劇に、言語道断と表現すると、少年のころに悪事をはたらく輩にこの叱声をもって、この語を聞くことがあったことを思い出す。
道理を言わせないのである。
イスラム国の卑劣なテロは言語道断の暴挙、強く非難=安倍首相
2015年 01月 28日 11:50 JST
> 1月28日、安倍晋三首相(写真)は午前の参議院本会議で、イスラム国による邦人人質事件に関連して、「卑劣なテロは言語道断の暴挙であり、強く非難する」としたうえで、「テロに屈することなく世界の平和と安定に積極的に貢献するよう全力で取り組む」と語った(2015年 ロイター/Yuya Shino)
イスラム国関連
「大きな動き」把握せず
後藤さん解放「期限」経過
操縦士と女死刑囚の交換用意
常識的な考えでは期限は28日午後11時ごろ=人質事件で菅官房長官
[東京 28日 ロイター] - 安倍晋三首相は28日午前の参議院本会議で、イスラム国による邦人人質事件に関連して、「卑劣なテロは言語道断の暴挙であり、強く非難する」としたうえで、「テロに屈することなく世界の平和と安定に積極的に貢献するよう全力で取り組む」と語った。関口昌一(自民)氏の質問に答えた。
ごんご‐どうだん〔‐ダウダン〕【言語道断】
[名・形動]
1 仏語。奥深い真理は言葉で表現できないこと。
2 言葉で言い表せないほどひどいこと。とんでもないこと。また、そのさま。もってのほか。「人のものを盗むとは―だ」「―な(の)行い」
3 言葉で言いようもないほど、りっぱなこと。また、そのさま。
「時々刻々の法施祈念、―の事どもなり」〈平家・一〉
4 表現しがたいほど驚嘆した気持ちを表す語。感動詞的に用いられる。
「―、ご兄弟のご心中を感じ申して」〈謡・春栄〉
言語道断(ごんごどうだん) - 語源由来辞典
gogen-allguide.com › 「こ」から始まる言葉
言語道断は元仏教語で、仏法の奥深い真理は言葉で説明しきれないことを意味する。 そこから、言葉も出ないほどひどいことを表すようになった。 『平家物語』に「時々刻々の法施祈念、言語道断の事どもなり」とあるように、古くは、言いようがないほど立派である
仏教用語とする。
この語の意味を知ると、その使い方、用法に注意することになる。
道断を、言うを断つ、と読むからである。
そのために、言語に絶する、と言うのを拡大義としてしまう。
そして、あまりに甚しくて言葉では言い表せない、などと解釈する。
ひどいさまをさすようになっているようである。
本来に、ごんご、この語がもつ意味内容は、辞書の、言語道断の略、甘露の味はひ満ち満ちて、―えこらへぬ酒なり〈伽・蛤の草紙〉とあるのは、その例証とするか、言葉の奥にあるものをとらえるか、ということなのであろう。
言語についてのとらえ方による。
いま、げんご、そして、げんぎょ、さらには、ごんご、としてたどるならば、言語そのものの変遷をも思わせる。
惨事、悲劇に、言語道断と表現すると、少年のころに悪事をはたらく輩にこの叱声をもって、この語を聞くことがあったことを思い出す。
道理を言わせないのである。
イスラム国の卑劣なテロは言語道断の暴挙、強く非難=安倍首相
2015年 01月 28日 11:50 JST
> 1月28日、安倍晋三首相(写真)は午前の参議院本会議で、イスラム国による邦人人質事件に関連して、「卑劣なテロは言語道断の暴挙であり、強く非難する」としたうえで、「テロに屈することなく世界の平和と安定に積極的に貢献するよう全力で取り組む」と語った(2015年 ロイター/Yuya Shino)
イスラム国関連
「大きな動き」把握せず
後藤さん解放「期限」経過
操縦士と女死刑囚の交換用意
常識的な考えでは期限は28日午後11時ごろ=人質事件で菅官房長官
[東京 28日 ロイター] - 安倍晋三首相は28日午前の参議院本会議で、イスラム国による邦人人質事件に関連して、「卑劣なテロは言語道断の暴挙であり、強く非難する」としたうえで、「テロに屈することなく世界の平和と安定に積極的に貢献するよう全力で取り組む」と語った。関口昌一(自民)氏の質問に答えた。
ごんご‐どうだん〔‐ダウダン〕【言語道断】
[名・形動]
1 仏語。奥深い真理は言葉で表現できないこと。
2 言葉で言い表せないほどひどいこと。とんでもないこと。また、そのさま。もってのほか。「人のものを盗むとは―だ」「―な(の)行い」
3 言葉で言いようもないほど、りっぱなこと。また、そのさま。
「時々刻々の法施祈念、―の事どもなり」〈平家・一〉
4 表現しがたいほど驚嘆した気持ちを表す語。感動詞的に用いられる。
「―、ご兄弟のご心中を感じ申して」〈謡・春栄〉
言語道断(ごんごどうだん) - 語源由来辞典
gogen-allguide.com › 「こ」から始まる言葉
言語道断は元仏教語で、仏法の奥深い真理は言葉で説明しきれないことを意味する。 そこから、言葉も出ないほどひどいことを表すようになった。 『平家物語』に「時々刻々の法施祈念、言語道断の事どもなり」とあるように、古くは、言いようがないほど立派である