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歌句と文章

2018-02-14 | 日本語文章
句は中国古典漢文、文章の影響のもとに成立して、章句の捉えかたがあった。それは文章の単位を詞句においていたものである。日本には、佳句となった。そのもと、漢文漢詩に見られた句は韻文のリズムに句として音数律を派生して、日本語の句は成立した。散文と韻文とに分ける影響があり、散文文章には句の,中国文章での4字6字また絶句5語7語をはじめ、律詩の聯にみる文章単位に区切りを見て、古語の散文は、初めに、日本語としては歌句の流れに文章を構成してきている。源氏物語にその文章の典型が見て取れる。



成句、慣用句、定型句

句は語と語とが関係構成をして、語と文のあいだにある単位である。語の単位より、語が複合すると、できる単位であるが、それは句のほかに節があり、節が複合すると文となる。句と節が語から文の......



成句、慣用句、定型句
2017-02-14 02:05:49 | 日本語文法文章論
句は語と語とが関係構成をして、語と文のあいだにある単位である。語の単位より、語が複合すると、できる単位であるが、それは句のほかに節があり、節が複合すると文となる。句と節が語から文の単位までに段階を見せる。文の要素に主語と述語をとらえると、句には主語を含まないもの、節には主語を含むものと見ることができて、それぞれ、文のなかで働くが、自立したまとまりを見せる。句は連語として見ることがあり、節は文に従属することがあるので、連句を構成していると見ることができる。ここで句を慣用句のように意味のまとまりをもって見ると、それには表現性を持った用法としての特徴が生まれる。主語を加えた表現性には慣用句がそのまま文として扱うことがあり、それは諺としている。諺に成語として扱うのは語が漢語由来の意味内容を持つものであるし、成句は文句と言われるように、成語に対して見れば日本由来の表現性が強いものである。慣用句を用い、成句を用い、それを文句にすれば、自立した文の要素となるから、そのまま意味内容を説明できるものとなる。なお、成句をイディオムとすると、句と句とを関係構成して文を表現的に扱う。慣用句とは、二語以上の単語が固く結びつき、全く異なる意味を持つものを指し、言語学的にはイディオム、また、慣用句は、会話や文章上で定型句として用いられるとする、ウイキペディアのように、解説が行われるのは、 idiomatic phrase としての扱いである。作文表現はしたがって、慣用句となるべく文の表現を工夫することであり、成句を用いれば、成語をちりばめる文表現の彩を持つことになる。



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