役割語辞典が出たそうだ。
正しくは、小辞典が書名だある。
出版社のサイトで、特定のキャラクターと密接に結びついた言葉づかいを「役割語」と呼び、〈老人語〉〈お嬢様語〉〈武士ことば〉などと定義をした上で、役割語としての語義や成り立ち、使用場などを辞書風に解説した、とあって、位相語の考え方であろうかと、まずは思う。
その目次なるところに、ヴァーチャル日本語辞典」、とある。これはなんだろうか、バーチャル virtual でよいのだろうと見当をつけて、事実上の、実質的な、を意味する形容詞のようだが、気になそれれは、ヴァーチャル日本語となると、仮想の、とか、そこで、見ていくことにする。
仮想という訳はバーチャルリアリティにおいて使われたのが初めてではなく、例えばVirtual Workを仮想仕事と訳すなど、古くから用いられている、はてなキーワード - はてなダイアリー d.hatena.ne.jp › はてなキーワード › 一般、との説明があり、このヴァーチャルはどちらだろう。
さらに、役割語の表現は、小説、演劇、映画、テレビドラマ、流行歌、マンガ・アニメといった大衆作品でよく活用されているので、そうしたさまざまなジャンルから数多くの用例、とする。
これはもはや、この小辞典を見なければわからないが、言語学的に厳密な解説をした辞書というよりは、気軽に読める読み物風の記述とあるので、役割語の提唱者からすると、この扱いはどうなんだろうかと考え込んでしまう。
新聞記事に寄せた筆者の言葉で、テレビでタレントが話す誇張された大阪弁はバーチャルなものである、言葉を信じすぎてはいけない、と言い切っていた。
このバーチャルは、現実にあるものではない、という意味に理解してよいのだろう。
どうも、思ったように、仮想日本語の研究となると、そうであるらしいのは、どういうことだろう。
http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-7674-9113-4.html
>「わしが知っておるんじゃ」/「わたくしが存じておりますわ」/「さよう、拙者が存じておる」というセリフを聞くと、どんな人物(キャラクター)が話しているのか、日本で育った日本語話者であれば難なくわかるはず。このように、特定のキャラクターと密接に結びついた言葉づかいを「役割語」と呼び、〈老人語〉〈お嬢様語〉〈武士ことば〉などと定義をした上で、役割語としての語義や成り立ち、使用場などを辞書風に解説したのが本辞典。いつのまにか身につけていて使用している、この不思議な「役割語」をとことん解剖!
<特 色>
本書は、「役割語」を構成する代表的な言葉をわかりやすく解説し、役割語への理解を深めるとともに、創作へのヒントともなることをめざした辞典で、「ヴァーチャル日本語辞典」ともいうべきものです。
見出し項目は約120語。簡単な語義、その成り立ちや意味の変遷を説明し、役割語としての使用場や使用キャラクター(お嬢様、博士、武士など)を例示しています。
役割語の表現は、小説、演劇、映画、テレビドラマ、流行歌、マンガ・アニメといった大衆作品でよく活用されているので、そうしたさまざまなジャンルから数多くの用例を提示しています。
言語学的に厳密な解説をした辞書というよりは、気軽に読める読み物風の記述を心がけています。解説への理解を深めるために、主にマンガ作品などから図版を約40点掲載しています。
break through as a
正しくは、小辞典が書名だある。
出版社のサイトで、特定のキャラクターと密接に結びついた言葉づかいを「役割語」と呼び、〈老人語〉〈お嬢様語〉〈武士ことば〉などと定義をした上で、役割語としての語義や成り立ち、使用場などを辞書風に解説した、とあって、位相語の考え方であろうかと、まずは思う。
その目次なるところに、ヴァーチャル日本語辞典」、とある。これはなんだろうか、バーチャル virtual でよいのだろうと見当をつけて、事実上の、実質的な、を意味する形容詞のようだが、気になそれれは、ヴァーチャル日本語となると、仮想の、とか、そこで、見ていくことにする。
仮想という訳はバーチャルリアリティにおいて使われたのが初めてではなく、例えばVirtual Workを仮想仕事と訳すなど、古くから用いられている、はてなキーワード - はてなダイアリー d.hatena.ne.jp › はてなキーワード › 一般、との説明があり、このヴァーチャルはどちらだろう。
さらに、役割語の表現は、小説、演劇、映画、テレビドラマ、流行歌、マンガ・アニメといった大衆作品でよく活用されているので、そうしたさまざまなジャンルから数多くの用例、とする。
これはもはや、この小辞典を見なければわからないが、言語学的に厳密な解説をした辞書というよりは、気軽に読める読み物風の記述とあるので、役割語の提唱者からすると、この扱いはどうなんだろうかと考え込んでしまう。
新聞記事に寄せた筆者の言葉で、テレビでタレントが話す誇張された大阪弁はバーチャルなものである、言葉を信じすぎてはいけない、と言い切っていた。
このバーチャルは、現実にあるものではない、という意味に理解してよいのだろう。
どうも、思ったように、仮想日本語の研究となると、そうであるらしいのは、どういうことだろう。
http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-7674-9113-4.html
>「わしが知っておるんじゃ」/「わたくしが存じておりますわ」/「さよう、拙者が存じておる」というセリフを聞くと、どんな人物(キャラクター)が話しているのか、日本で育った日本語話者であれば難なくわかるはず。このように、特定のキャラクターと密接に結びついた言葉づかいを「役割語」と呼び、〈老人語〉〈お嬢様語〉〈武士ことば〉などと定義をした上で、役割語としての語義や成り立ち、使用場などを辞書風に解説したのが本辞典。いつのまにか身につけていて使用している、この不思議な「役割語」をとことん解剖!
<特 色>
本書は、「役割語」を構成する代表的な言葉をわかりやすく解説し、役割語への理解を深めるとともに、創作へのヒントともなることをめざした辞典で、「ヴァーチャル日本語辞典」ともいうべきものです。
見出し項目は約120語。簡単な語義、その成り立ちや意味の変遷を説明し、役割語としての使用場や使用キャラクター(お嬢様、博士、武士など)を例示しています。
役割語の表現は、小説、演劇、映画、テレビドラマ、流行歌、マンガ・アニメといった大衆作品でよく活用されているので、そうしたさまざまなジャンルから数多くの用例を提示しています。
言語学的に厳密な解説をした辞書というよりは、気軽に読める読み物風の記述を心がけています。解説への理解を深めるために、主にマンガ作品などから図版を約40点掲載しています。
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