昔、子どもの頃に「大盤」はなかったので、やはりこんな感じで工夫していたように思う。釘からはずさないと駒が動かせない。一手動かすのにも大変で、解説どころでないかもしれない。でも不自由の中から工夫が生まれるもので、便利さと同居しているのが軽薄かもしれない。
子どもの頃に初めて持った将棋盤は、板の上にマジックで自分で線を引いたものだった。駒も歩が読みにくい簡略字で、裏の「と金」は「・」だった。不自由な中から生まれるものがいいような気がする。
子どもの頃に初めて持った将棋盤は、板の上にマジックで自分で線を引いたものだった。駒も歩が読みにくい簡略字で、裏の「と金」は「・」だった。不自由な中から生まれるものがいいような気がする。