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昭和12年2月5日、南禅寺、南禅院の奥の書院で阪田三吉(当時は坂田)対木村義雄八段の対局が行なわれた。阪田三吉の初手「9四歩」で始まった因縁の対局である。当時、中央棋界と絶縁状態にあった阪田が、68歳の高齢ながら関東棋界を代表する33歳の木村八段に挑んだが、負けた。
私は以前にも南禅寺に足を運んだが、今回初めてその対局場だった「奥の書院」に案内してもらった。
第30回全国高等学校総合文化祭、第42回全国高等学校将棋選手権大会の開かれる前日の8月1日、南禅寺ツアーを組まれた高文連の先生方と一緒だった。
「六十八翁、猛虎の気魄、聖盤に殺気漲る」当時の読売新聞の見出しである。この一局は菅谷北斗星の魂のこもった観戦記で紹介された。
私は以前にも南禅寺に足を運んだが、今回初めてその対局場だった「奥の書院」に案内してもらった。
第30回全国高等学校総合文化祭、第42回全国高等学校将棋選手権大会の開かれる前日の8月1日、南禅寺ツアーを組まれた高文連の先生方と一緒だった。
「六十八翁、猛虎の気魄、聖盤に殺気漲る」当時の読売新聞の見出しである。この一局は菅谷北斗星の魂のこもった観戦記で紹介された。
南禅寺の対決の歴史も、だからこそ感動を生むのだと思います。