森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

更科食堂ツアー

2005-11-16 23:34:24 | 日々の写真
11月16日、ふぁみりい劇場の「聖の青春」プレイベント「更科食堂・将棋会館見学ツアー」があった。JR東西線で宝塚から新福島駅まで、そこから関西将棋会館に向かう。初めに村山君と住んでいた福島区の元マンションを回り、そこから大淀区の前田アパートに行く。久しぶりに三谷工業の人にあいさつした。今は家主の前田さんも亡くなり、主のいないアパートの写真の真ん中の部屋が村山聖の小さなお城だった。
 そこから公園を回り、会館に戻る。会館の中を案内した後で、ちょうど山六段vs平藤六段の対局があり観戦させてもらい、対局観戦ツアーにもなった。
 終わって更科食堂で焼き魚定食を全員で食べる。あっという間に時間が過ぎたが、参加された10数名(女性ばかり)に囲まれて、楽しい一日だった。
 村山君がいたら照れてうつむいて黙っていただろうなあ。いや案外、ニコニコして「師匠も困ったものだなあ」と言うだろうか。
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血の池地獄

2005-11-15 21:51:00 | 旅の写真 国内篇
九州、別府の血の池地獄だ。赤い粘土が温泉に混ざって煮えたぎり、血の池に見える。迫力満点で、赤鬼が出てきそうな雰囲気がある?
 子どもの頃は、悪いことをすると、閻魔様に舌を抜かれると脅されていた。地獄の果てというが、子どもの頃に、死んでから地獄に落ちてうなされる夢を見て目を覚ました記憶がある。何か悪いことをして気になっていたのだろうか。
 今は恐いものが少なくなった時代である。私は天罰と言う言葉がいつも心の片隅に残っていて、何かを選択するときはその覚悟を持って行動している。幼い発想がそのまま、今に至っているのだ。
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カトマンズ

2005-11-14 23:59:50 | 旅の写真 外国篇
 ネパールのカトマンズの街の光景だ。外国に行くというのは、異文化との出会いだが、普通の人の暮らしはどこの国でもさほど変わらないように思う。宗教や民族、政治体制で価値観は大きく異なることもあるが、日々の生活のリズムはほぼ同じだ。
 街角でしゃがんでこの写真の光景を見ていると、言葉はわからなくても自分もほんの一瞬だが、カトマンズで暮らしている錯覚をする。悲しいことに、言葉がわかれば理解しあえるということでもないのだ。
 私はベンチで弁当を食べるときも、座らないでしゃがみこむクセがある。同じ様にしゃがみこむと、外国に行ってもほっとするのだ。
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上野動物園

2005-11-13 23:53:25 | 旅の写真 国内篇
この写真は上野動物園のナベヅル?だろうと思う。同じフィルムに山形県の酒田市のが入っていたので、東京から酒田に取材に行ったときだったのだろう。
 初めて東京に行ったのは19歳のときだったが、上野界隈をぶらついているときに、動物園にも行ったのを記憶している。東北などへの旅を思い立ったときも、上野動物園で決断したのだった。上野駅は都会と田舎の橋渡しのような雰囲気があった。西郷さんの銅像、上野動物園を見ると、お上りさんになった気がするのだ。
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紅葉

2005-11-12 22:22:41 | 日々の写真
今年の紅葉は遅いようだ。寒さが厳しいほど紅葉の色も鮮やかだが、本格的な寒さの到来はこれからだろうか。太陽の日差しは何でもないものまで、まるで宝石に変身させるみたいに、きらびやかな世界を作り上げる。
 ちょうどスポットライトを浴びたように、生命の息吹すら感じさせるといっても大袈裟ではない。
 生きることが一瞬の夢だとしたら、太陽の光はまんべんなく等しく、人にスポットをあてているのかもしれない。
 そんな考えは、現代においてはノー天気過ぎるくらいに、暗い事件が多いようだ。ある意味で生きていくことは修羅場である。修羅場だからこそ、たくましさが必要な時代になっているのかもしれない。一瞬先は闇、その危険が常に潜んでいるのが今の時代の厄介さである。「森さん、この年になるとなあ、死ぬまで生きるんやで」昔、K七段という頑固な老齢の棋士がいて、ときどきポツリとつぶやいた。
 そして三日三晩、一睡もしないで将棋を指していた。
 
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森林浴

2005-11-11 21:07:13 | 日々の写真
甲山森林公園を散歩しているときに撮った写真で、森林浴にぴったりの風景だった。森の木々、緑、紅葉、光線、酸素の多い空気、体いっぱいに吸い込む。
 過去と今と未来を含めて、どんな時代に生きてみたいかというと、原始の時代だろうか。過去への羨望はあっても、未来に期待しないのは間違いない。
 タイムマシンが理論的にあり得ないことがわかって、がっかりした。
 
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噴水の虹

2005-11-10 22:20:48 | 日々の写真
 甲山森林公園の噴水に、七色の虹が現れた。いつも見えるのか、今日だけなのかわからないが、縁起がいいと勝手に解釈しよう。
 公園に入ったときから、やせた茶色の野良ネコがぴたっと付いてくる。餌をねだっているのか、甘えたがっているのかわからない。私の足元に顔を摺り寄せてくる。この間から、犬やネコではちょっとつらい気持ちを味わっているので、またかと思ったが・・。公園には野良ネコが数匹いるみたいだったが、このネコは仲間はずれなのか、やせ細っているのが気にかかる。人間は付いてこないけど、妙に動物には好かれるようだ。甘く見られているのだろうなあ。
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バラの色

2005-11-10 00:14:01 | 日々の写真
夜になると寒くて、もう冬が近そうだ。秋の夜長はどこに行ったのだろう。
 たいして仕事もしていないのに、あわただしい日々で何かに追われているようだ。花を愛でる、旅をする、動物と戯れる、そんなことばかり求めて生活していると、現実逃避の世界に入ってしまう。
 バラシリーズの第2回。このバラは何色だろう?言葉を忘れたのか、色を知らないのか、色の名前なんてどうでもよいのか、この選択が人生観かもしれない。
 「バラ色の人生」というが、「イバラの人生」とも語彙が似ているなあ。
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バラ

2005-11-08 22:18:36 | 日々の写真
午後3時頃、柔かい秋の日差しと光線に気が付き、あわてて伊丹市荒牧のバラ園に行った。天神川の土手を越えて、バラ園に向かう。
 バラを撮っていると心が和んでくる。白、ピンク、真紅、黄、いろんな色彩感で迫ってくるが、丹念に見ると整った花は意外に少ない。むしろ端正な気品がバラの特徴だろう。バラ園にはもう何回も通っているが、いつきても美しさに魅せられる。
 きれいなバラにはトゲがあると言う。清楚な中に毒がひそんでいるのがバラだろうか。人の心も3歳くらい?までは汚れなき魂で、それから大人を真似て、エゴと見栄と損得という毒を包んだ知恵が身に付いていくのだ。
私は加藤登紀子さんの「百万本のバラ」という歌が大好きだ。やっぱりいい人と出会い、いいものを見るのが心の糧になる。
 
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新春プロアマ対局

2005-11-08 01:09:20 | 将棋あれこれ
今日は(11,7)京都タワーホテルに行く。京都新聞社主催の「新春プロアマ対局」の立会いだ。羽生善治棋王、阿部隆八段、橋本崇戴五段と京都、滋賀のアマ代表との駒落ち対局だ。京都新聞が棋王戦を掲載している関係で、その年の棋王を招いて新春の紙面を飾る。
 京都新聞の紙面掲載は新年の4日からで、毎年恒例のイベントである。私の師匠の故南口繁一九段の後を引き継いだ形で(木村義徳九段も立会いをされていたが)続いている。兄弟子の中尾修六段、弟弟子の野間俊克五段と私で、当日の進行、対局の立会いや観戦記を受け持っている。
 午後2時開始で夕方に終わり(結果は正月からの紙面をお楽しみに)京都新聞社の関係者とプロ側の対局者と担当者で、打ち上げを行う。
 京都新聞社の仕事をしていると、いつも師匠のことが頭に浮かぶ。「森君、この間の将棋はどうやった?」とよく聞かれた。
 今は逆に私が弟子に聞くセリフである。
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「聖の青春」記念撮影

2005-11-06 22:41:46 | 日々の写真
(H17,11,5「聖の青春」にて村山家のご両親を囲んで、森一門の弟子達)
午前中に家で研究会をして、宝塚の公演昼の部を観にいく。村山家のご両親が広島から来られていたので、終わってから記念撮影をする。
 棋士は安用寺孝功四段が参加。奨励会員と奨励会を目指す弟子も入っている。
 今日の公演を糧に頑張ってほしい。
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聖の青春 バックステージ

2005-11-05 23:56:31 | 日々の写真
11月5日宝塚ソリオホールで「聖の青春」が昼の部と夜の部で公演された。
 私が言うのは変だが、以前よりもまたストーリーやテンポが変わり、新鮮な感じで面白かった。回を重ねるごとに重厚感が出て、劇団コーロの出演者の熱演は見ごたえがあった、
 公演の合間に「バックステージツアー」があり、この写真はその一シーンだ。子どもを中心にステージの裏に入り、舞台や小道具の説明を聞いたり、遊んだり?する趣向である。私も知らない間に子どもと一緒に舞台へ上っていた。
 公演を2回とも観たので、終わった後ほっとした安堵感でぐったりした。でも明日からの元気を貰ったような、心地よい疲れだった。
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湾岸の橋

2005-11-04 19:45:16 | 旅の写真 国内篇
大阪の湾岸線に架かる橋の夕景。私が初めて大阪に来たのは中学生の頃で、日中国交回復展覧会を見に行くという名目だった。母が集団就職した兄に会うのが真の目的だったみたいで、船酔いして一晩過ごし、天保山でフェリーを降りたと思う。田舎者の兄は都会の水に会わず、散々な目に遭って数年して帰郷した。あれから40年過ぎて、兄はもういないが、その日のことは今も記憶に刻まれている。
 
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能登の旅

2005-11-03 22:18:54 | 旅の写真 国内篇
以前、毎年冬の能登にひとり旅をしていたことがある。同じ旅館に泊まっていたので、宿のご主人と親しくなった。越中富山の薬売りの行商の人が同宿のときは、一緒に家を回るのに同行させてもらったりもした。年に1回薬箱の薬を取り替えるのだ。訪ねた先のおばあさんとの会話は味があった。
 歩いて回る行商は、今ではもう無くなったかも知れない。
 能登の海は暗いが、何故か惹かれるものがあった。初めに宿泊の予約を電話したとき、ひとり旅だと自殺の心配もあり断る場合もあるとご主人が言う。
「あなたは大丈夫そうだったからなあ。」と言われた。
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富士山

2005-11-02 20:27:23 | 旅の写真 国内篇
 写真を始めた頃、富士山を撮りたくて、ふらふらと河口湖畔の旅館に泊まった。興奮しあまり眠れなかったが、早朝に起きて湖畔に出るともう数人のカメラマンがいたのには驚いた。初めて見た富士山を撮れて、うれしくてたまらなかった記憶がある。リバーサルフィルムを使い始めた時期でもあった。
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