面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

甲子園三連“観”戦【天王山初戦(番外編)】

2006年10月02日 | 野球
この日、会社のタイガースファン仲間との観戦であったが、春に交流戦の楽天戦で“サイテーな試合”を一緒に体験したメンバーもいた。
その中には、行く度に「誰かが誰かにからまれる」という究極の人寄せ男・イワオ・チャン氏もいた。
さあ、今日、からまれるのは誰だ!?
と皆が戦々恐々としていたのだが、結局誰もからんでこなかった。

ただ「これが今日の“からまれ”やったんちゃうか」という事件はあった。
試合終了後、観戦メンバーみんなでカンフーバットをバチバチと叩き合っていると、ふいにS井嬢が
「きゃ~っ!」
と悲鳴をあげながら崩れ落ち、その場にしゃがみこんでしまった。
どうやら誰かのカンフーバットがおでこを直撃したらしい。
犯人は自分だったのだが(ホンマにオレか!?)、これが“今日のからまれ”だったのだろう、ということで、S井嬢のおでこに赤いアザを残したまま、皆で家路に着いたのであった。
(その後S井嬢の額は、タイガースが負ける度にうずくに違いない)

ところが、実は帰りの阪神電車の中で事件が起きていた。
電車が梅田に着いてみんなで降りようとしたとき、行く手を遮るように立つ○ブ(人権問題を含む微妙な単語であるので伏せるが、体型を如実に表す昔ながらの言葉)でヲタっぽい男がいた。
降車後のホームで、女性陣は口々に文句を言っていたのだが、実はこの男、降車時だけでなく、甲子園からの車中、ずっと様子が変だったと言う。
車中で女性陣4名は、輪になってワイワイ喋っていたのだが、このデ○男は段々と4人の輪との距離を詰め、しまいにはまるで話の輪に加わっているくらいの距離感だったとのこと。
自分とイワオ・チャン氏も、4人のすぐ横に立っていたのだが、その○ブの動向には気付かなかった。
ただただ、喧しい4人のシャベクリに気がいっていたからである。

そのデ○は、最後まで4人の輪に密着するように立っていて、ほぼ正面だったというS口嬢は
「ずっとキモイな!思ててん」
とかなりのご立腹。
S嬢によると(イニシャルSが多いな!)
「N嬢に覆い被さるような感じで立ってたで」
とのこと。
N嬢本人は気付いていなかったので“実害”は無かった模様であるが、どうやら4人の話を総合すると、梅田に着くまでの間、N嬢に接近していたようだ。
4人の話を聞くとともにN嬢のニオイを嗅いで、至福の時を過ごしていたのだろうか。
(キモッ!)

前回の楽天戦の帰り道、「楽しいオバチャン」に環状線車内でからまれた実績のあるN嬢、キモヲタ○ブ男を惹きつけていたことは想像に難くない。

やはりおそるべし!イワオ・チャン氏の「人間吸引力」!
来シーズン、からまれるのは誰だ!?
(しかしキモヲタデブは勘弁願いたい)

甲子園三連“観”戦【天王山初戦③】

2006年10月02日 | 野球
↑国家斉唱後も盛り上がるスタンド

中日との3連戦をとり、本当に優勝が現実化する予感に興奮の観客は中々帰らなかった。
六甲颪斉唱後、応援団のトランペットに合わせて先発メンバーの応援歌を順に歌っていくというのはいつものことであるが、この日は特に、週末の金曜ということもあるだろう、異様な盛り上がりが鎮まらなかった。

しかし、タイガースファンには最高のハナキンだ!
(懐かしすぎる死語だ!)

甲子園三連“観”戦【天王山初戦①】

2006年10月02日 | 野球
↑「今日の僕の仕事は下柳をお立ち台へ連れてきたこと」

残業になってしまい、7回裏にかけつけたこの試合。
憲伸から4点奪って勝てるとは思わなかったが、とにかく幸先よく天王山初戦をとり、最高にボルテージのあがるスタンドで、ヒーローインタビューを聞いていた。
下柳がお立ち台に立つという稀有な場面と、感動的なタイムリーを放った今岡の晴々とした笑顔を写真に撮ろうとしたのだが、写真で撮るとスコアボードが光って何が表示されているのか分からないものが多く、ほとんどボツ。
なぜか矢野だけは見られる写真が3枚ほどあったので、とりあえずこれを記事に。

甲子園三連“観”戦【広島戦④】

2006年10月02日 | 野球
↑歓喜の六甲颪

「つ~よい~♪つ~よい~♪はんしんタイガ~ス~♪」
と始まる勝利の国家斉唱は、トランペット部隊が間近にいるライトスタンドで歌うのが、やはりかなり気持ちイイかもしれない。
しばらくライトスタンドを避けていたが、来年はもっと来たいものだ。
(どこか他力本願なのだ)

甲子園三連“観”戦【広島戦②】

2006年10月02日 | 野球
↑翩々と翻るチャンピオンフラッグ

この日、今シーズン最後のライトスタンド(おそらく)での観戦であったので、スコアボードに翻るチャンピオンフラッグを写真に収めておきたくて、デジカメを持参した。

ところが、キレイに風にはためくチャンピオンフラッグを撮るのは予想以上に難しかった。
最初にスコアボードを見上げたときは、なんと旗がポールに少し巻きついて、旗の半分しか見えていなかった。
風がやんでポールに巻きついた部分が取れた後にしようと、次に見上げたら無風。
その後、何度も見上げてはここぞ!とシャッターを押すが、中々タイミングが合わない。

7、8枚撮ったうちの一番マシなやつがこれ。
まあまあか、と自分を納得させた。

甲子園三連“観”戦

2006年10月02日 | 野球
↑グラウンドに合わせて「あと一人!」の声援に備えるスタンド

木曜日から三日連続甲子園で観戦する、という人生初めての体験をした。
初戦の広島戦、次の中日戦と連勝したこともあり、写真付で紀行文を記事にしようと思っていたのだが、いささかハードに仕事が立てこんでいたこともあり、パソコンで記事を書きながら寝てしまうというパターンを繰り返してしまった。

せっかく撮ってきた写真をお蔵入りさせるのもつまらないし、中日戦についての考察が続いて些か変化に乏しくもあるので、ちょいと遡って“ライブ”中継として振り返る。
(先の記事でもこの3連戦に触れると前フリしていたのを忘れてた!)

今の広島とタイガースとでは、試合に対するモチベーションが違い過ぎる。
それでも、ベテラン佐々岡の技巧派投球の前に初回の2点のみに抑え込まれていた。
しかしラッキー7、先頭鳥谷のツーベースをきっかけに、たたみかけるように4点取って試合を決した。
その後、久保田が相変らずの“劇場”を見せてヒヤヒヤさせたが何とか抑え、最後は球児が締めて完封リレー。

まあ、危なげなく勝利を飾った。