面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

先手一勝

2007年04月11日 | 野球
イッパイイッパイの状態で残業をしていて、ネットで途中経過を確認することもできなかったが、阪神タイガース公式ホームページからの試合結果メールで、勝利を確認できた。
(勝つと飛んでくる設定である)

苦手の山本昌を攻略しての甲子園開幕戦勝利は喜ばしい。
しかしながら、またしても久保田・ウィリアムス・藤川が登板。
今期ここまでタイガースは5勝しているが、同時に藤川も5Sを稼いでいる。
これは、とりもなおさず投手陣は藤川におんぶに抱っこ状態であることを意味している。
こんな使い方をしていては、遅かれ早かれ藤川はパンクする。

3人が休めるのは負けゲームだけ、というのでは、話にならない。
完投勝利でもって、3人を休ませることができる投手が出てこなくてはいけないが、今の先発陣にはどうにも見当たらない。
また、3人が投げなくても勝てる試合であればいいのだが、これも現在の打線の調子では心もとない。

今日も、山本昌には9安打を浴びせたものの、その後の投手からはたった1安打。
逆転して油断しているわけでもなかろうが、あまりにもお粗末な攻撃だ。
濱中は1安打放ってはいるが、相変らず無死のランナーを併殺で殺している。
しかも左の山本昌ということで起用されているにも関わらず、その山本昌からゲッツーをとられているようでは話にならない。
関本に至っては、今日もノーヒットである。
いい加減に濱中・関本を先発で使い続けるのをやめてはどうか。

勝ったのにボヤキが止まらないところに、今のタイガースの現状が現れているというもの。
とりあえず水曜も勝って、今シーズンの中日初対戦を勝ち越してもらいたい。


20余億の権益

2007年04月11日 | よもやま
島田洋七 2度目の吉本“退社”(スポーツニッポン) - goo ニュース


島田洋七が吉本を去るという。
79年以来2度目とのことだが、吉本復帰は洋八とのB&B再結成がきっかけだったことは、すっかり忘れていた。
そう言えばコンビ再結成時には、二人でよくテレビにも出ていたもんだったが、最近はまた見かけなくなっていた。

今回の騒動は、洋七自著の「佐賀のがばいばあちゃん」が記録的ヒットを飛ばし、400万部の売上は文庫本換算(1冊540円)で21億6千万以上にのぼることに起因している。
この“利権”を巡っての対立の構図といったところだが、お互いこの本がこんなに売れるとは思わず、どうせ曖昧な契約を結んでいるか、もしかすると契約行為自体が無かったのではないか。

「書いたモンがもの言う」というのが世の原則である。
まあ、この本関係でいろいろ収入を得られた洋七は、別に今更吉本を去ったとて、痛くもないかもしれない。