金メダル消え、ぼうぜん=星野監督「おれの責任」〔五輪・野球〕(時事通信) - goo ニュース
結局、正式種目になってからというもの、ついに金メダルを獲れないまま、オリンピックの野球は終わった。
非難を承知で書くが、星野監督のコメントのとおり。
選手の選定から起用まで、「星野流」が際立った結果の敗退ではないだろうか。
ケガをしてパンク寸前の足を抱えて北京へ渡った川崎は、「星野流」の選手選定の代表だ。
案の定本戦では戦力にならず、結果として、日本が目指していたはずの“つなぎの野球”が満足に機能せず、最後まで打線は不調から脱することができなかった最大の原因と言えまいか。
日本でも今シーズン、連打されてゲームをひっくり返されるシーンを度々繰り返し、これまでのキレと絶対的信頼感が薄くなっていた岩瀬。
ここまでの本戦でも失点を重ねて、素人目にはとても本調子とは思えなかった。
予選最終戦でも、初体験のタイブレーク制とはいえメッタ打ちをくらったばかりにも関わらず、またしてもこの大事な試合の重要な場面で突っ込んできた起用は、さすがに疑問符を付けざるをえない。
この試合でも先頭打者にいきなりヒットを許したが、やはり岩瀬らしい球のキレが無く、全体的にベルト付近の高さに球が集まっていて、コントロールも今ひとつ。
日本でもあまり打たれていた記憶がなく、北京でも不振をかこっていたイ・スンヨプに一発かまされたのもいたしかたなし。
これは決して岩瀬だけの責任ではなく、明らかに起用した方が悪い。
もう一点、ピンチを迎えると相変わらず圧倒的に外角への配給が増えるて単調になる矢野の「無難なリード」。
タイガースでの試合でもそうだが、投手に圧倒的な力強さが無い限り、彼のリードの癖がでると苦しい展開になる。
しかもこの試合の球審は、外角低めへの判定が辛めだったから尚更だ。
結果、8回の大量失点につながったと言える。
それにしてもなぜこの大事な試合で、打撃力もあり、国際試合の経験も豊富な里崎を起用しなかったのか。
タイガースファンではあるが、このオリンピックにおける矢野の役割は、ブルペンとベンチとの連携であり、試合での活躍は期待していなかった。
星野監督もそこを期待して連れて行ったのではなかったか?
そしてここぞという場面でヘタレぶりを見せてくれるGGは、もうエエぞ。
村田も森野も同様だ。
日本中に感動をもたらしたオリンピック予選。
激戦を勝ち抜き、苦労を共にしたメンバーをできるだけ連れて行こうとした選手選定と、監督の“思い”に応えられないコンディションに目をつぶったかのような采配が、金メダルに届かなかった最大の原因だと考える。
オリンピック本戦を通じて、名将と呼ばれながらも結局日本一にはなれなかった西本幸雄
と星野監督がダブって見える。
長いシーズンには大きな戦力ともなる“情”は、短期決戦では諸刃の剣となり、そして国際試合では通用しないのかもしれない。
更に言えばこの韓国戦は、勝てば兵役が免除される選手が死に物狂いで向かってくる韓国チームのモチベーションの前に、ハングリーさに欠ける選手の意識と情実采配に溺れた日本チームは歯が立たなかったということではないだろうか。
女子ソフトボールチームの感動を目の当たりにした後だけに、余計に野球チームの不甲斐無さが際立つ。
何千万、何億という給料をもらっている日本選手諸君には、せめて銅メダルくらい持って帰ってもらわねば。
結局、正式種目になってからというもの、ついに金メダルを獲れないまま、オリンピックの野球は終わった。
非難を承知で書くが、星野監督のコメントのとおり。
選手の選定から起用まで、「星野流」が際立った結果の敗退ではないだろうか。
ケガをしてパンク寸前の足を抱えて北京へ渡った川崎は、「星野流」の選手選定の代表だ。
案の定本戦では戦力にならず、結果として、日本が目指していたはずの“つなぎの野球”が満足に機能せず、最後まで打線は不調から脱することができなかった最大の原因と言えまいか。
日本でも今シーズン、連打されてゲームをひっくり返されるシーンを度々繰り返し、これまでのキレと絶対的信頼感が薄くなっていた岩瀬。
ここまでの本戦でも失点を重ねて、素人目にはとても本調子とは思えなかった。
予選最終戦でも、初体験のタイブレーク制とはいえメッタ打ちをくらったばかりにも関わらず、またしてもこの大事な試合の重要な場面で突っ込んできた起用は、さすがに疑問符を付けざるをえない。
この試合でも先頭打者にいきなりヒットを許したが、やはり岩瀬らしい球のキレが無く、全体的にベルト付近の高さに球が集まっていて、コントロールも今ひとつ。
日本でもあまり打たれていた記憶がなく、北京でも不振をかこっていたイ・スンヨプに一発かまされたのもいたしかたなし。
これは決して岩瀬だけの責任ではなく、明らかに起用した方が悪い。
もう一点、ピンチを迎えると相変わらず圧倒的に外角への配給が増えるて単調になる矢野の「無難なリード」。
タイガースでの試合でもそうだが、投手に圧倒的な力強さが無い限り、彼のリードの癖がでると苦しい展開になる。
しかもこの試合の球審は、外角低めへの判定が辛めだったから尚更だ。
結果、8回の大量失点につながったと言える。
それにしてもなぜこの大事な試合で、打撃力もあり、国際試合の経験も豊富な里崎を起用しなかったのか。
タイガースファンではあるが、このオリンピックにおける矢野の役割は、ブルペンとベンチとの連携であり、試合での活躍は期待していなかった。
星野監督もそこを期待して連れて行ったのではなかったか?
そしてここぞという場面でヘタレぶりを見せてくれるGGは、もうエエぞ。
村田も森野も同様だ。
日本中に感動をもたらしたオリンピック予選。
激戦を勝ち抜き、苦労を共にしたメンバーをできるだけ連れて行こうとした選手選定と、監督の“思い”に応えられないコンディションに目をつぶったかのような采配が、金メダルに届かなかった最大の原因だと考える。
オリンピック本戦を通じて、名将と呼ばれながらも結局日本一にはなれなかった西本幸雄
と星野監督がダブって見える。
長いシーズンには大きな戦力ともなる“情”は、短期決戦では諸刃の剣となり、そして国際試合では通用しないのかもしれない。
更に言えばこの韓国戦は、勝てば兵役が免除される選手が死に物狂いで向かってくる韓国チームのモチベーションの前に、ハングリーさに欠ける選手の意識と情実采配に溺れた日本チームは歯が立たなかったということではないだろうか。
女子ソフトボールチームの感動を目の当たりにした後だけに、余計に野球チームの不甲斐無さが際立つ。
何千万、何億という給料をもらっている日本選手諸君には、せめて銅メダルくらい持って帰ってもらわねば。