面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

独善と独裁

2011年01月18日 | よもやま
鹿児島・阿久根市長に西平氏 3選目指した竹原氏は落選(朝日新聞) - goo ニュース


ことごとく議会と衝突し、専決処分を繰り返し続けた竹原市長のやり方に、さすがの市民も疑問を抱いた結果か。
独善と言えば聞こえがいい(マシなだけか!?)が、最近のニュースで見る竹原市長の姿は独裁者に過ぎないように見えていた。
いくらなんでも、やり過ぎと市民の目には映ったことだろう。

改革を迅速に進めるには独裁政権が最も効率的ではないだろうか。
ただし、その独裁者が本当に素晴らしい人格者であり、徹底的に私心なく国の繁栄を目指すことにのみ全精力を注ぐことができる人物であれば等の厳しい条件のもとにのみ、許される政治形態のあり方だと思われる。

翻って竹原氏の統治はどうだったか?
最初のうちは既得権益にしがみつく守旧派を叩き、市民の利益のためにまい進する姿に見えていたのかもしれないが、やがてただ独善的にしか見えなくなっていったのだろう。
相当な人格者というのは、やはりそうそういるものではないということで…