中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
社会のシラバス
最後は社会です。
31回になりましたが、まあ、こんなものかなあと思います。

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社会の出題は地理、歴史、公民の3分野になります。地理、歴史とも日本に限ることになっていますが、現代社会の問題ということで、世界の地理や歴史の問題が出ることもたまにあります。
で、これも理科と似ているところがあるのですが、日本という国がわかってから、歴史や公民を学ぶべきだということで、塾で勉強すると地理の時間が長い。
歴史は5年生後半、公民は5年生後半から6年生前半にかけて、というカリキュラムになっているところが多いでしょう。
これはある意味妥当な話であって、自分の国がどんな国か、まず地理的に知ることから始まって、そこを基礎に今度は歴史を勉強する。
例えば鎌倉時代、って鎌倉ってどこ? 奈良時代の奈良ってどこ?ということがわかっていないと勉強にならないところがあるわけです。
その分地理を学ぶ時間は結構長いが、これは理科の生物と地学と同じようなところがあります。つまり、ある程度全体のカリキュラム進行を合わせる。
実は一番多いのは、4回ご覧いただいてわかるように算数です。
算数が勉強することが多いので、その回期に合わせるように他の教科のカリキュラムを作る。結果として理科は生物・地学、社会は地理が長い、ということになるわけです。
じゃあ、歴史を早めればいいじゃないか、という議論もありそうですが、やはり知識分野なので、早く勉強しても忘れてしまう。
まあ、適度に試験間近という感じで考えれば歴史を5年後半、公民をその後、という流れは悪い時期ではないように思います。
4回にわたってお話してきましたが、すべて基本の内容であって、ここから学校別対策や入試問題演習があるので、このカリキュラム+半年の演習、というのが最短でしょうか。
これが最近3年になっているのが、冗長であるように思えるのです。
1年半は大変でも2年で充分行けるのではないだろうか。
以前の子どもたちは2年でやりあげていたし、それは今の子どもたちにも十分できるはずです。
しかし、そうなっていないのは塾がそうしているだけだ、ということなのですが。
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