中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
背伸び
2020年のオリンピックが東京に決まりましたが、その最後のプレゼンテーションにフェンシングの太田選手が登場しました。
オリンピック選手によるプレゼン枠は1人。しかし、ここに太田選手は立候補したのだそうです。
「英語はダメでも、五輪招致プレゼンターは太田に」なった理由
「オリンピック招致にかかわり始めて、アスリートとしてアンバサダーの一人に選ばれたのは13年1月からなんですが、どうしても9月7日の最終プレゼンターをやりたい、と強く思っていたんです。選手としてはたった一人の席です。日本に、東京に、オリンピックを誘致したい、絶対に勝ちたい。で、そのためには俺がプレゼンをしなければ、と。」
なぜ、自分がしなければ、と思ったのかと言えば、やはり彼の競技がメジャーではないフェンシングであったことと無縁ではないようです。
彼は自分のプレゼンを将来を担う子どもたちの親御さんに見てもらいたいと言いました。
「子供にスポーツのチャンスを与えるのは親御さんですから。もし、僕がプレゼンを成功させて、結果として、東京オリンピック・パラリンピックが実現したとき、「うちの子を、あの太田っていうフェンシングの選手みたいに育てたいな」と思ってくれる親御さんが、一人でもいてくれたらいいなあ、と。というか、そう思っていただけるようなスピーチを、したいんです。その結果、スポーツに、フェンシングに興味をもってくださる親御さんがいて、その結果、次のアスリートが日本に誕生したら、こんなにうれしいことは、ないです。特にフェンシングのようなマイナースポーツの場合、一般の方々にアピールする機会はほとんどありません。このチャンス、逃すわけにはいかないです。」
「普通、子供たちが憧れるのは、メジャースポーツのヒーローです。テレビや実際の試合で直接目に触れる機会がいっぱいありますからね。サッカーの本田圭佑選手だったり、野球のイチロー選手だったりすると、世界レベルで注目が集まります。
ただ、大半の親御さんはどう思っているかというと、我が子に対して、世界で活躍して高い年俸を得るスーパーヒーローになってほしい、っていう方は少数派じゃないでしょうか。スポーツを通じて、我が子が健やかに元気に育ってほしい、って親御さんが大半だと思うんですよね。
そんな親御さんの中で、ひとりでもいいから、「あの太田がやってるのがフェンシングか。うちの子も、フェンシング、やらせてみようかな」って思ってくださる方が増えるといいなあというのが本心です。」
しかし、その一人の枠に入るのは並大抵ではない。英語ができる選手はいくらもいるが、実は太田選手は英語はあまり上手ではない。
そこで、必死に覚えた。しかもプレゼンの練習を相当したそうです。
他の選手がどれだけしたのかはわかりませんが、太田選手がこれだけしっかりとした動機を持っていたとしたら、それは相当強い。実際、プレゼンのコンサルも太田選手を選んだわけです。
「あいつが、一番練習してる。」
英語があまり得意でないにも関わらず、自分がオリンピック誘致のプレゼンをする。これはなかなかの背伸びです。
しかし、太田選手は常に自分に対するハードルを上げてきました。だからこそ、オリンピックで並み居る強豪を相手に銀メダルがとれたわけですが、今回の誘致も相当気合が入っていた分、決まった時の涙は自然とあふれてきたのだと思います。
「苦手だから、やらなきゃいけない環境を無理矢理つくっているんです。要するに背伸びしないといけない状況を用意するんですね。」
行きたい学校あるならば、多少背伸びをしないと届かない、これもその通りかもしれません。
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「英語はダメでも、五輪招致プレゼンターは太田に」なった理由
「オリンピック招致にかかわり始めて、アスリートとしてアンバサダーの一人に選ばれたのは13年1月からなんですが、どうしても9月7日の最終プレゼンターをやりたい、と強く思っていたんです。選手としてはたった一人の席です。日本に、東京に、オリンピックを誘致したい、絶対に勝ちたい。で、そのためには俺がプレゼンをしなければ、と。」
なぜ、自分がしなければ、と思ったのかと言えば、やはり彼の競技がメジャーではないフェンシングであったことと無縁ではないようです。
彼は自分のプレゼンを将来を担う子どもたちの親御さんに見てもらいたいと言いました。
「子供にスポーツのチャンスを与えるのは親御さんですから。もし、僕がプレゼンを成功させて、結果として、東京オリンピック・パラリンピックが実現したとき、「うちの子を、あの太田っていうフェンシングの選手みたいに育てたいな」と思ってくれる親御さんが、一人でもいてくれたらいいなあ、と。というか、そう思っていただけるようなスピーチを、したいんです。その結果、スポーツに、フェンシングに興味をもってくださる親御さんがいて、その結果、次のアスリートが日本に誕生したら、こんなにうれしいことは、ないです。特にフェンシングのようなマイナースポーツの場合、一般の方々にアピールする機会はほとんどありません。このチャンス、逃すわけにはいかないです。」
「普通、子供たちが憧れるのは、メジャースポーツのヒーローです。テレビや実際の試合で直接目に触れる機会がいっぱいありますからね。サッカーの本田圭佑選手だったり、野球のイチロー選手だったりすると、世界レベルで注目が集まります。
ただ、大半の親御さんはどう思っているかというと、我が子に対して、世界で活躍して高い年俸を得るスーパーヒーローになってほしい、っていう方は少数派じゃないでしょうか。スポーツを通じて、我が子が健やかに元気に育ってほしい、って親御さんが大半だと思うんですよね。
そんな親御さんの中で、ひとりでもいいから、「あの太田がやってるのがフェンシングか。うちの子も、フェンシング、やらせてみようかな」って思ってくださる方が増えるといいなあというのが本心です。」
しかし、その一人の枠に入るのは並大抵ではない。英語ができる選手はいくらもいるが、実は太田選手は英語はあまり上手ではない。
そこで、必死に覚えた。しかもプレゼンの練習を相当したそうです。
他の選手がどれだけしたのかはわかりませんが、太田選手がこれだけしっかりとした動機を持っていたとしたら、それは相当強い。実際、プレゼンのコンサルも太田選手を選んだわけです。
「あいつが、一番練習してる。」
英語があまり得意でないにも関わらず、自分がオリンピック誘致のプレゼンをする。これはなかなかの背伸びです。
しかし、太田選手は常に自分に対するハードルを上げてきました。だからこそ、オリンピックで並み居る強豪を相手に銀メダルがとれたわけですが、今回の誘致も相当気合が入っていた分、決まった時の涙は自然とあふれてきたのだと思います。
「苦手だから、やらなきゃいけない環境を無理矢理つくっているんです。要するに背伸びしないといけない状況を用意するんですね。」
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