中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
マイペースな子
6年生は最高学年ですから、学校でのイベントも中心的な役割を負うことになります。
例えば運動会では応援団をやることもあるだろうし、連合運動会ではリレーの選手もやらないといけない。あるいは、学芸会で劇をやったり、音楽会の伴奏の練習をしなきゃいけなかったり。
受験生の親とすれば、当然、なるべく勉強時間を確保してほしいと思うものですが、そうはいかないものです。
その女の子は、ハキハキしているし、明るいし、明らかにクラスでリーダーシップをとるような子でした。
だから、いろいろ引き受ける。生徒会の委員長みたいなこともやっていたし、かと思うと、展覧会のプレゼンテーションの司会をやらないといけないとか、まあ、盛りだくさん。
当然、勉強する時間はなく、塾に時々、遅刻していました。
では、勉強はというと、まあ、そこそこやっている感じ。課題も見事とはいえないが、そこそこにはやっている。
「先生、来週の火曜日は休みます!」
「ほい、なんだっけ?」
「展覧会の作品が終わりません。」
「はい。了解。」
そんなの、早くやっちゃいなさい、とは言いません。この子は自分で何をしなければいけないかは、何となくわかっているのです。深く考えているかどうかは別ですが、それなりに考えて時間を使っている。
自分が受験することも、また行きたい学校もしっかりわかっている。それでも最後の小学校生活。それなりにしっかり過ごしたいと思っているのです。
そういうところはもう、信頼するしかない。
また、無理していろいろやらせても、結局勉強が手に付かなかったり、集中できなかったりするくらいなら、その子の考える通りにやらせる、というのが結果としては良かったように思います。
追い込みの時期に入って、
「やっぱり、ぎりぎりかしらねえ。」
と自分で言っていましたが、最後、帳尻を合わせたのはさすがでした。
6年生ですから、そろそろ自分でもいろいろ考えられる子は多いもの。
いつまでも子どもだと思っていない方が良いように思います。
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「ほい、なんだっけ?」
「展覧会の作品が終わりません。」
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そんなの、早くやっちゃいなさい、とは言いません。この子は自分で何をしなければいけないかは、何となくわかっているのです。深く考えているかどうかは別ですが、それなりに考えて時間を使っている。
自分が受験することも、また行きたい学校もしっかりわかっている。それでも最後の小学校生活。それなりにしっかり過ごしたいと思っているのです。
そういうところはもう、信頼するしかない。
また、無理していろいろやらせても、結局勉強が手に付かなかったり、集中できなかったりするくらいなら、その子の考える通りにやらせる、というのが結果としては良かったように思います。
追い込みの時期に入って、
「やっぱり、ぎりぎりかしらねえ。」
と自分で言っていましたが、最後、帳尻を合わせたのはさすがでした。
6年生ですから、そろそろ自分でもいろいろ考えられる子は多いもの。
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