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朝、自分で起きれない子

勉強は自分からできるようになることが望ましい。

自分でやらなければならないことを整理し、それに優先順位をつけ、時間管理をして確実に実行する。

チェックボックスを作って、それを埋めていくことが、一つの楽しみ、なんてことになればいいわけですが、なかなか全部はできない、でしょう。

ということで、いろいろ手伝ってあげるわけですが、手伝ってあげれば当然、自分でしなくていいわけだから、そこの部分の力は育たない。

したがって、少しずつ、やり方を教えて、自分で実行してもらうようにしていくわけですが、これは一遍にはできない。一部ずつ、例えばやらなければいけないと思うことを全部書き出してみる、というようなところはまず本人にやってもらい、優先順位は親といっしょに考える、みたいな段取りにしていくわけです。

で、その一番最初は、「自分で朝起きる」です。

何か、関係ないことのように思えるかもしれませんが、実は時間管理の意識というのは起床時間のコントロールから始まる。一日の最初を自分でコントロールできるかどうかで、時間に対する意識は少しずつ変わっていきます。

子どもが小さいころというのはあまり、時計の針を気にしない。

しかし、やらなければいけないことができてくれば、当然、時間との兼ね合いが出てくるわけだから、時計に対する注意も少しずつ増えていかなければなりません。そして、1日の最初である起床時間をまず自分でコントロールできるかどうか、がひとつの関門であるのです。

しかし・・・。

新しい学年が始まって、夜が遅くなり、必然的に睡眠時間が減少していくことが多いので、朝起きるのはなかなかつらい。

もうちょっと、あと少し、というのは子どもでなくてもその通りなので、やはりここにひとつ突破しなければいけない壁があるのも事実です。

最初からうまくいかなくても、まあ、少しずつ進めていきましょう。

少なくとも自分で目覚ましをセットする、ぐらいはやれるでしょうから。

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