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合格偏差値の差

いろいろな塾が合格確実圏とか合格可能圏とかの偏差値を毎年出しています。

で、Aという中学が65でBという中学が62だったとして、この差3ポイントはどのくらいの差があるのだろうか?と思うと、やはりそんなに変わるものではないと思うのです。

ではどのくらいになると差を感じるようになるか、といえばやはり最低5ポイントぐらいかな、という感じです。

それでも最後のところは結構子どもたちの実力が拮抗してくるところはあるので、まあ、そんなに違うとも思えない。

実際に、それぞれの模擬試験の結果偏差値は、12月までの模擬試験のデータと2月の合否結果をリンクさせるところがあるので、多少なりとも時間差がある。

2カ月間でさらに差が拮抗してくるので、そこまで差があるようには思えないところもあるのです。

で、今のうちは、まだ志望をするという段階だから、そういう差をあまり気にしても仕方がない。

5ポイント下になれば多少楽になるかもしれないけれど、本当はどっちに行きたいの?ということを大事にした方が良いでしょう。

こういうデータは最後、どこをすべり止めにするか、というようなことに役立つのであって、やはり志を立てる、ということの方が大事でしょう。

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多少の無理
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中学受験 算数オンライン塾

5月11日の問題
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勉強に対する動機づけ

中学は義務教育ですから、別に受験をしなくてもかまいません。

公立の中学に進むことはできるわけだから、同じ小学校で受験勉強をしていない子どもたちもたくさんいます。その中で、遊びや習い事をがまんして受験勉強をする動機をしっかり作っていかないと、やはり勉強は続かない。

子どもたちには事あるごとに、そういう話をしていかなければなりません。

例えば、この学校に行けばおもしろい部活がある。

この学校に行けば休みが多い。

この学校に行けばおもしろい学校行事がたくさんある。

親は例えば「大学受験に有利だ」とか「優秀な子が集まるから」みたいな話をしがちですが、実は、そういう話はあまり子どもたちにはピンとこない。

自分が利益を受けるというには、あまりに先の話だったり、あるいは「それって、競争が厳しいってことじゃん」みたいな話になりがちです。

だから、直接恩恵を受ける話がいい。

そのために学校見学や文化祭、運動会の見学などはやはり欠かせないところなのです。

5年生でもう文化祭は見たから、今年はいいわね、というのはあまり良い判断とは言えません。

6年生になったからこそ、そういうのが利く。

文化祭を見て、こういう部活をやりたい、と思う子は多いのです。この動機づけをしっかりすることが、受験勉強を成功させる大きなカギです。

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気体に関する問題
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今日の慶應義塾進学情報

来年、湘南の女子はチャンス
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慶應進学オンライン
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「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)
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とにかく始める

家での勉強は、始めるのが一番難しい。

学校から帰ってきて、ちょっと、おやつ。ちょっとゲーム、ちょっと~。

そういう時間が長くなって、勉強がスタートしづらくなるのです。

「いいかげんにしなさいよ!」

という声でもかからない限り、始まらない、という子もいるでしょう。これはもう、くせをつけるしかない。

まず、何かをやってしまう。

算数の問題でも、理科の復習でも、とにかく始める。そして、一段落して、ちょっと休憩、といくしかない。

もちろん勉強ばかりしてられない、というところはあるのですが、それでも受験生である以上、やらなきゃいけないことはたくさんある。

だから、とにかく、始める、ということが大事です。

これは、大人もいっしょ。

ついつい、伸ばしてしまうことって、やっぱりあるのですが、やはり身を以て範を垂れるしか、ありません。ね?

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復習もむずかしい
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中学受験 算数オンライン塾

5月9日の問題
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算数を得意にさせた方法

実際に人は得意なことは好きである、という性質があります。

勿論得意なことが嫌いな人がいるかもしれませんが、できると思えば、興味がわくし、自信もわくから好きになる。好きになれば勉強するから、またできるようになる。

で、すべての科目がそういう循環になることはまずないので、どれか1科目はそうしないといけないだろうと、息子を中学受験させるときに思いました。

そこで、その科目を算数と決めました。算数は、合格者平均点と不合格者平均点の差が大きい。1問の配点が大きいからなのですが、そうなると他の科目ができなくてもカバーできる範囲が広がる。

ので、そのときから、算数はとにかくほめまくった。

で、ちょっとでもできると、ほめて、そして「ささやく」。

「君は算数ができるねえ。」

でも、できないときはできないわけです。そのときは、怒らない。プライドを保つのです。だから、できるまで待つ。できるまで待っていると、本人もいろいろ考えるから、できる。

そのとき、またほめる。

「やはり、できるねえ。」

そうすると、そこからまた自尊心が生まれます。「算数はできないといけないんだ。僕は得意なんだから」

だから、算数を勉強する。勉強すれば、まあ、できるようになる。

で、それは最後まで揺るがずに済みました。中学入試が終わって、算数が数学や物理になっても変わらなかった。

「これは、得意なんだ。」

これはひとつ、本人の自信を支えた部分になりました。

その分、文科系の科目はさっぱりでしたが・・・。

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算数に定石なし
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慶應湘南 学校説明会第一日程
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連休が終わったところで

今日から、また通常授業が始まるわけですが、休み明けというのはやはり、勉強のペースを取り戻すのに多少なりとも時間がかかります。

なので、もう一度、1週間の学習計画を見直してみると良いでしょう。これから夏休みが始まるまで、同じペースで動いていくわけですが、当然、時期的にやらなければいけないことが出てくるわけで、それを漏らさないことが一番です。

6年生はすでに復習の段階に入ったところが多いので、それならば過去問をそろそろ始めていく、というのは結構後半の勉強をスムーズに進めていくのにはプラスになるでしょう。もちろん、まだ良い点をとれる、というところまで行かないでしょうが、学校別の傾向を知って、具体的にどういう問題ができないといけないのかを理解していくことは大切です。

その中で、今の時期、最もやりやすい科目は国語でしょう。

国語のテキストの問題は、多くが過去問であることが多いので、自分が受けない学校の問題をやるぐらいなら、自分が受ける学校の過去問を練習した方が良い。そういう個々に必要な勉強を、計画の中に少しずつ盛り込んでいく。

そして、今までやってきた勉強の中で、そろそろ目先を変えるべきものがあれば、それも考えていくと良いでしょう。

また、塾の先生と早めに学習内容について相談をしていくのも大事なことです。

塾で授業参観をするところはほとんどありません。したがって、お父さん、お母さんが子どもの授業の様子を知るのは本人から話を聞くか、先生から話を聞くしかない。

子どもが自らよく話してくれればいいですが、すでに反抗期が始まっている子もいるから、話したがらない面もあるかもしれません。そうなると、先生の話は非常に参考になるわけで、やはりこの時期に面談をしておかれた方が良いでしょう。

これから夏休みまでの時間は、後半の勉強を楽にしていくためには大事な時期です。後半にあれも、これもと盛りだくさんになるよりは、少しでも前倒しにした方が一定のペースで勉強できる、というメリットがあります。せっかくカリキュラムが前倒しになっているので、その分、この時期を上手に利用していきましょう。

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第134回 子どもの勉強の管理とは
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中学受験 算数オンライン塾

5月7日の問題
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積み重ねることの重要性

誤解を恐れずに言うならば、かなりの確率でみんな勉強はできるようになります。

それが大学受験までの範囲で言うならば、かなり確率は高くなる。というのはやることが結構たくさんあるけれど、それはある程度カリキュラムの積み重ねがきちんとなされている構成のものであるから、その各ステップを積み上げていくことで、理解できることが多い。

だから、ちゃんと積み重ねて勉強していけば、ある程度のところまでは勉強ができるようになるのです。

で、中学受験もある程度のところまでは行くのですが、しかし、期間はそれほど長くないし、子どもたちはまだ小さいし、ついでに言えば、中学受験は論理の積み重ねになっていないところもある。

子どもがその問題で、ぱっとひらめいて解けるという運(というと、ちょっと抵抗感はありますが)がないと、トップ校というのは難しいかもしれない。

しかし、それでも結構良いところまでは行くだろうと思います。

良く偏差値○○~の□□受験、とか、偏差値○○の私がなぜ□□へ、という宣伝文句やエピソードを眼にすることがありますが、そんなのは当然といえば当然。

偏差値○○は、きっと勉強してなかったり、途中で積み重なっていなかったときの結果であり、それがその人の潜在能力を示す数字では決してないわけで、だからその積み重ねがきちんとできるようになっていけば、みんな、結構できるようになるはずです。

ただ、できるようになるはずのものが、できないのはなぜかといえば、それはその積み重ねの部分がきちんとできなかったところがあるから、でしょう。

もちろん積み重ねてもそのとき、ぱっとひらめかないとだめなところはあるわけですが、それがすべてにおいてだめ、ということにはならない。たまたまうまくいくことだってたくさんあるわけで、要はその積み重ねがきっちりできるかどうか、にかかっているわけです。

よくもともとの能力差が議論されることがある。それは足が速い子がいて、絵のうまい子がいるのと同様に、早く理解したり、計算ができたりする能力の上下は当然あるに決まっています。

ただ、その能力があっても積み重ねをしない子は、大学受験ぐらいまでたくさん、やらなければいけないことがあると、太刀打ちできません。ちゃんと積み重ねれば当然、合格するが途中でさぼればそうならない。

逆に覚えが悪かったりしても、それなりに時間をかけて積み重ねができていけば、ある程度まではできることになるわけです。

ある程度というのはだいたい上位10%に入るところぐらいまではいくということです。それがあと5%とか1%とかになれば、当然いろいろな要素が出てくるわけですが、10%ぐらいは充分可能でしょう。

ということは、ちゃんとできていない数がかなりいるということではあるのです。

だから、あまり中学受験の結果ばかりを本当は見ていない方が良いのです。

先先、しっかりやることを積み重ねていくことができる子になってくれれば、特に心配するには及ばない。むしろ中学受験でがんばりすぎて、途中、積み重ねを放棄しないことの方がよほど効率的であるとは言えると思います。

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数の性質に関する問題
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第二外国語
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旅をする子

なかなか子どものうちは一人で旅行にはいけません。

たまに、お祖母ちゃんの家にひとりで向かうという子はいますが、最近はあまり見かけなくなりました。しかし、家族と一緒でも旅はいろいろなことを親子で見つけることができるチャンスです。

親子でも実は一日中いっしょにいるということはもう、あまりなくなったでしょう。

学校に行ったり、塾に行ったり。お父さんも仕事があるから、1日まるまま一緒ということはない。

しかし旅行に出ると、子どもたちを丸一日を過ごすことになるから、案外成長した面を知ることにもなるし、また「これは気を付けた方が良いかもしれない」と思えることも出てくるでしょう。

それが親子の成長にとってプラスになるのは間違いありません。

子どもが成長するのはわかるが、親が成長するとは?

親は子どものことを「まだ、子どもだ」と思っていたいものなのです。口ではもうちょっとしっかりしてほしいとはいっても、やはりまだ子どもであってほしい、と思うのです。

しかし、もうそうではない部分もたくさんあるでしょう。だから、それを認め、親自体が子どもに対する考え方を成長させることができるのです。

その意味で子どもを知る、というのは非常に大事な機会であり、その最たるものが旅行ではないかと思います。

受験だから、いろいろ歴史や地理の勉強になるところを、と考えずとも、丸一日いっしょに過ごすことで、親と子も成長するチャンスですから、しっかり楽しんでください。

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耳を使う
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5月5日の問題
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本を読む工夫

最近は子どもたちが本を読む機会がさらに減ってきているように思います。

いろいろなアミューズメントが増えてきた。無料でスマホのゲームはできるし、漫画もたくさんある。暇な時間を過ごす方法はいくらでもある。

先日、養老孟司さんが、「教科書なんか、配られた日に全部読んでしまった」と言われていました。養老さんがすごいのもあるが、しかし、それほど活字に飢えていたとも言われていました。

つまりは、そういうものが足りなければ、逆に読みたいという気持ちが強くなるが、たくさん与えられてしまうと読もうとする気持ちは少なくなるのです。したがって、多少なりとも読みたいという気持ちを強くする工夫は必要になります。

で、そのためには目の前に読んでみたいと思うような本を並べてみることが大事になる。

だから、図書館が良いと思うのです。本当にいろいろな分野を見せて、本に対する興味を起こさせる。これを読みなさいではなかなか読まないので、本人の興味のわくものを手にする機会を増やすことでしょう。

ゆっくり子どもたちと図書館で過ごす休日を作ってみてはどうでしょうか?

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学校別対策の根幹
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どこを第一志望とするか
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慶應進学オンライン
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まず奮闘すべし

算数の問題の解き方はいろいろあります。

図形でも、速さでも複雑な過程を通る問題ほど、解き方はいろいろ考えられる。

場合の数にしても、えーい、全部書き出せ、というのもあながち悪い方法ではありません。そのうち、これはこうかも、という道筋が見えてくることがある。規則性の問題でもいくつか書き出していくうちに、解き方がわかる場合もあります。

ただ、その解き方がベストとは限らない。

実際にあとで、答え合わせをしてみると、もっと簡単な解き方がある場合もあるでしょう。

「なーんだ、こうすればいいのか」

しかし、それはその前にうんうん考えていたから、よくわかるわけであって、その部分が欠落していると発見もないし、気づきもない。

私はベストな解き方にこだわる必要はない、と思っています。

多少遠回りであったとしても、答えが正しく出るのであれば、それはそれで良いのです。

ただ、あとから答え合わせをしたときに、もっと良い方法が見つかったならば。それはそれでマスターをした方が良い。

そうすることで、問題を解くための引き出しが増えていくわけですから。その部分はやはり素直である方が良い。

ただ、それまでの間、安易に答えを見るのではなく、自分でいろいろ工夫してみる時間は絶対に必要です。それなくして、算数の力はつかない。

その奮闘があるからこそ、考える力がついてくる。解答を見るまでは、私は頑固であって良い、と思います。

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電気に関する問題
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5月3日の問題
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個別相談会

これから学校のイベントが多くなりますが、その中に個別相談会というのがあります。

個別に学校と相談するって、何を相談するのか?

例えばこの成績だと合格します?って聞いてもきっと先生は返答に困るでしょう。

でも、実はちょっと聞いておきたいと思うことはたくさんあります。

例えば、転勤。

この先お父さんが海外に転勤になる場合、お父さんだけで単身赴任というケースが多いでしょうが、語学のことを考えるとこのタイミングで海外も悪くはなさそうだ、という場合もあるでしょう。

休学してもどってこれるのか? あるいはどのくらいなら休学できるのか? これはちょっと聞いてみたいことではあるはずです。

またちょっと家が遠いという場合。1時間ではいかない。1時間半とか2時間とか。通学時間は合否に関係しますか? あるいは遠くだとやはり問題があるでしょうか?

こういう話もちょっと聞いてみたい、ところではあるのです。

で、そういう話をしてしまったら、実際に受けたときに問題があるのでは?

いや、ありません。

なので、ちょっと気になることがあるのであれば、こういう個別相談会は利用されてみるといいでしょう。これらのイベントは、ホームページに日程が発表されますから、これらもチェックしておかれると良いでしょう。

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地方の中学受験
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地方からの慶應受験
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